23歳ブランドン・ストーンが母国で2勝目
知っ得!SSP.チャウラシアの勝利が意味する事実
ツアー史上初のインド人選手による連覇
SSP.チャウラシア(インド)が、ヒーローインディアンオープンで後続に7打差をつけて大会連覇を達成したことによる32の事実を紹介しよう。
○ヨーロピアンツアー188回目の出場にして4勝目。
○「レース・トゥ・ドバイ」の獲得ポイントは28万9309ポイントに上昇。
○世界ゴルフランキングは前週の258位から160位に上昇。
○2016年「ヒーローインディアンオープン」以来のヨーロピアンツアー制覇。
○キャリア初のヨーロピアンツアー同一大会連覇。
○今回の優勝により「ISPS HANDAワールドスーパー6パース」での35位タイだった2017年シーズンのヨーロピアンツアー自己最高成績を大幅に更新。
○2016年3月の「ヒーローインディアンオープン」以来となるヨーロピアンツアーでのトップ10フィニッシュ。
○ヨーロピアンツアー初となるインド人選手による連覇を達成。
○アジア人選手によるヨーロピアンツアーでのタイトル防衛はトンチャイ・ジェイディ(2004-05年に「カールスバーグマレーシアオープン」を連覇)に続く2人目の快挙。
○ヨーロピアンツアーでのタイトル防衛は2015-16年に「コマーシャルバンクカタールマスターズ」を連覇したブランデン・グレース以来となった。
○ヨーロピアンツアーで連覇を達成したのはチャウラシアが39人目 。
○ヨーロピアンツアーでの初めの4勝をすべて母国で達成した初の選手としてヨーロピアンツアーの歴史にその名を刻んだ。チャウラシアはこれまで、2008年「EMAAR-MGFインドマスターズ」、11年「アバンサマスターズ」、16年「ヒーローインディアンオープン」、そして2017年「ヒーローインディアンオープン」を制覇している。
○「ヒーローインディアンオープン」が2015年にヨーロピアンツアー国際スケジュールに組み込まれて以来、チャウラシアは同大会での好成績を継続中。2015年に同大会で2位に入った彼は、2016年と2017年に連覇を達成。
○「ヒーローインディアンオープン」が2015年にヨーロピアンツアー国際スケジュールに組み込まれて以来、チャウラシアは3回の出場で合計66万8084ユーロを獲得。
○1964年の第1回大会以来、「ヒーローインディアンオープン」を連覇したのはチャウラシアが3人目。これまでは細石憲二(1967-68)とジョティ・ランダワ(2006-07)が同大会を連覇していた。
インド人としてツアー最多勝
○インド人選手としてナショナルオープンを複数回制覇したのは、ジョティ・ランダワ(2000、06-07)、そしてアリ・シェール(1991、93)に続き、チャウラシアが3人目。
○今回の優勝でチャウラシアは「ヒーローインディアンオープン」での目覚まし成績を継続。彼はこれまで6回トップ2入りを決めており、そのうち2回は優勝を遂げている。
○ヨーロピアンツアー4勝は、ジーブ・ミルカ・シンに並ぶインド人選手としてのツアー最多勝記録。
○アジア人選手でヨーロピアンツアー4勝以上を挙げたのはチャウラシアが3人目。トンチャイ・ジェイディ(8勝)。ジーブ・ミルカ・シンとチャウラシア(ともに4勝)が続く。
○チャウラシアによる7打差の勝利は、「アルフレッド・ダンヒル選手権」を制したブランドン・ストーンと並ぶヨーロピアンツアー2017年シーズンの最大差による優勝。
○チャウラシアによる優勝スコア「278」(通算10アンダー)は、2017年シーズンのヨーロピアンツアーでは最もストロークの多い優勝スコアとなった。
○ チャウラシアは今大会の最終ラウンドを2打差の首位で迎えたが、これで彼がこの大会の54ホール終了時点で首位に立ったのは3年連続となった。
○最終ラウンドを首位で迎えてそのまま逃げ切ったのは、チャウラシアが今季8人目。
○チャウラシアが残り18ホールの時点で首位に立って、そのままヨーロピアンツアー制覇を遂げたのはこれが2回目。2016年の「ヒーローインディアンオープン」が1回目だった。
○ヨーロピアンツアーでのインド人選手による優勝は今回が13回目。
○ヨーロピアンツアーでのインド人選手による優勝は、チャウラシア自身が制した2016年の「ヒーローインディアンオープン」以来のこと。
○今回の勝利により、インド人選手によるヨーロピアンツアー制覇は3年連続となった。ヨーロピアンツアー史上、インド人選手が3年連続でヨーロピアンツアーの大会を制したのは今回が初めて。
○「ヒーローインディアンオープン」がヨーロピアンツアーの国際スケジュールに組み込まれて以来、同大会はインド人選手が3連覇。2015年はアニルバン・ラヒリが制し、その後の2年はチョウラシアが連覇。なお、前週、南アフリカで開催された「ツワネオープン」は南アフリカ人選手が2015年から3連覇中。
○インド人選手によるヨーロピアンツアーの同一大会複数回勝利は今回のチャウラシアが初の快挙。
○インド人選手として2年連続でヨーロピアンツアー制覇を果たしたのは、2002年に「カルテックスシンガポールマスターズ」を制し、03年に「カールスバーグマレーシアオープン」を制したアルジュン・アトワル以来チョウラシアが2人目。
○チャウラシアは、ヨーロピアンツアーで9回トップ10入りを果たしているが、うち7回はアジアの地で果たしており、さらにそのうち5回はインドで果たしている(インド以外でのアジアでのトップ10入りは、2014年「香港オープン」と2015年「メイバンクマレーシアオープン」でのもの)。
○プロ16勝目であり、インドでの15勝目。