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「ライダーカップ」出場の若手たちが意気込む ルイス・フィーゴ氏も登場

2014年大会での好成績で、ヨーロピアンツアーのシード権を確保した24歳のトーマス・ピータースは、今年の「アルフレッド・ダンヒルリンクス選手権」にスター選手として臨むことに「奇妙な感じがする」と口にした。

ベルギーの飛ばし屋は、「ライダーカップ」デビューを果たした先週のヘーゼルティンナショナルで、5戦して4ポイントを獲得。欧州代表の稼ぎ頭となった。

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今週、出場する「ライダーカップ」欧州選抜の6人のうちの1人であり、この他にはマルティン・カイマーリー・ウェストウッドダニー・ウィレットマシュー・フィッツパトリック、そしてラファ・カブレラベローがティオフする。

2年前にセントアンドリュース、カーヌスティ、そしてキングスバーンの3コースを舞台に開催されるこの大会に初出場し、18位タイに入った。

「僕はこれまでこの大会には2回出場している。去年は予選落ちしたんだ。その前年はそれなりの成績だった。その年は、その結果でシード権を確定させたようなものだったんだ」。

「奇妙な感じがするね。自分がシード権の確保に苦しんでいた時からわずか2年しか経っていないのに、今はこうして『ライダーカップ』でプレーした選手として臨んでいるんだから。さっきも言ったけれど、時が流れるのは早い」。

4ポイント中3ポイントを北アイルランドのロリー・マキロイと組んで獲得したピータースは、「チームとして負けたので、個人のパフォーマンスについて語るのは難しい」と述べた。

「チームとして臨むのだから、チームとして勝ったり負けたりするんだ。でも、確かにルーキーとして4ポイント取ったのは話題になるだろうし、僕は最高のプレーをしたし、4ポイント取ったことについては嬉しかったよ」。

「でも、そのうち3ポイントはロリーと取ったもの。だから自分で取った4ポイントだとは思っていない。でも、そのことについて質問される意味は分かるよ。ただ、さっきも言ったように、チームとして負けているので、そのことについて語るのは難しいんだ」。

ピータースはビジネスマンのヨハン・ルパートさんと組んで、午前10時過ぎにカーヌスティで第1ラウンドをスタートする。

自分のパートナーについて、「ヨハンとは昨晩会ったんだ。大きな人だったよ。彼については良い評判しか聞いてないね。彼とプレーするのが楽しみだよ」と述べた。

同じく「ライダーカップ」でルーキーだったカブレラベローも、先週、欧州代表が勝利できなかったことに落胆しているが、彼はクラークのチームでは唯一無敗で大会を終えた選手であり、自身のパフォーマンスには満足している。

「僕らが負けてしまったことにはがっかりしているけれど、自分のパフォーマンスや全員が全力を尽くしたことには満足している」とカブレラベロー。

「皆、全力を尽くしたわけで、勝つにせよ負けるにせよ、『ライダーカップ』でプレーする価値として、それ以上のものはないと思うんだ」。

「要は、チームスピリット、自分よりも大きな存在のために戦うこと、全員で助け合うこと、ダレンが言ったように一致団結して戦うことといった価値の方が重要なんだよ」。

「だから、時間が経てば、カップを防衛できなかった失望は消え、僕らはすばらしい思い出だけを心に抱くことになると思う」。

バルセロナとレアル・マドリーで活躍したルイス・フィーゴと組んでプレーするフィッツパトリックは、残りのシーズンへ向け、特に目標は設定していないと述べた。

「『ライダーカップ』出場など、自分にとって大きな1年でしたからね。正直言いますと、あれ(ライダーカップ)が今年初めの目標だったんです」とフィッツパトリック。

「今は、ここからシーズンの終わりまで、できる限り良いプレーができればと思っています。特に目標は設定していないんです。もちろん、常に勝利を目指しているので、それは目標と言えますが、純粋にできる限り良いプレーをし、ポイントレースの『レース・トゥ・ドバイ』のゴールへ向け全力を尽くしたいと思っています」。

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