大会好相性のステンソンは3差6位発進 ジャクランが首位
2016年 BMWインターナショナル・オープン
期間:06/23〜06/26 場所:グートレーヘンホフGC(ドイツ)
久々の首位発進に破顔のジャクリン
「BMWインターナショナルオープン」初日を「65」でラウンドし、単独首位発進を遂げたラファエル・ジャクランは、これが多少遅れ気味の復調であることを認めた。
フランス出身の彼は、初日のGCグートレーヘンホフを7バーディ、ノーボギーでラウンドし、イングランドのオリバー・フィッシャーに1打差をつけて首位に立った。
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ヨーロピアンツアーで4勝しているジャクランの最後の勝利は、2013年の「スペインオープン」で、今月の「ノルデアマスターズ」での8位Tフィニッシュは、11ヶ月振りのトップ10フィニッシュだった。
「もちろん、君たちの想像通り、とても満足している」とジャクラン。「今日は一日を通して手堅くプレーできた。最後は少しタフだったけど、いくつか良いパーをセーブすることができたね」。
「今日も風が強かったから簡単ではなかった。自分のゴルフやショットに集中するよう努め、それがとてもうまくいって、久々に首位に立てたのが嬉しいね。良い気分だよ」。
「(首位に立つのは)久しぶりだけど、難しかったね。今でもハードな練習を積んでいるし、自分のゴルフに厳しく向き合っているんだ。それがこうして実を結ぶこともあるんだね」。
「今週は残りのラウンドも同じようにプレーするだけさ」。
初日の序盤は目覚ましい復調を遂げたフィッシャーがリードを奪う展開となった。フィッシャーは今季の「レース・トゥ・ドバイ」で一度もトップ10入りを果たしておらず、出場16大会中10大会で予選落ちを喫している。
18ホール中17ホールでパーオンに成功した27歳のフィッシャーは、「とても嬉しいね。フェアウェイやグリーンを捉えなければならないけれど、今日はそれができたし、とても良いプレーだった。18ホール、ノーボギーのラウンドと言うのはいつだって良いものだね」と述べた。
「ここではフェアウェイキープとパーオン率の良い選手は、大概良い成績を残しているからね。今日はそれができたし、『66』で回れたからとても嬉しいよ」。
「BMWはツアーにとってすばらしいスポンサーだし、これはすばらしい大会だね。アイヒェンリートで開催される時も、ここケルンで開催される時も、毎年この大会を楽しみにしているんだ」。
5アンダーの3位タイにはチリのフェリペ・アギラー、南アフリカのザンデル・ロンバルド、そしてデンマークのトービヨーン・オルセンがつけており、ヘンリック・ステンソンは、さらに1打差の4アンダーグループにつけている。
先週の「全米オープン」で5位に入ったスペインのセルヒオ・ガルシアは、初日を1アンダーの「71」でラウンド。一方、「マスターズ」王者のダニー・ウィレットはダブルボギーを2度叩くなど、「74」と出遅れた。
初日を1アンダーとしたスコットランドのリッチー・ラムジーは183ヤード、パー3の16番でホールインワンを達成し、大会スポンサーであるBMWから車を進呈された。