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首位のリーが初優勝へ邁進

2014/01/19 11:44

アブダビHSBCゴルフ選手権は3日目のラウンドを終え、ヨーロピアンツアー初優勝を目指すスコットランドのクレイグ・リーが2打差の首位で最終日を迎える展開となった。

最近では昨年スイスでトーマス・ビヨーンに続く2位に入るなど、過去にツアーで2度2位に入った経験を持つ36歳のリーは3日目を「69」でラウンドし、アブダビ・ゴルフクラブにて行われている大会の通算スコアを12アンダーまで伸ばした。

これでリーはインドのガガンジート・ブラー、そして3日目を驚愕の9アンダーの「63」でラウンドしコースを席巻した米国のフィル・ミケルソンに2打差を付け、首位に立った。

世界最高峰の選手たちを相手に優勝するチャンスを手にし、リーは喜色を露にした。

「エキサイティングだね」とリー。彼は兄弟が自宅の前庭に設置した人工芝のパッティング・グリーンの恩恵に授かっているようだ。

「これだけのクオリティの選手たちを従えてトップに立つなんて、これまで経験したことがないよ」。

「僕には彼らのプレーを制御するなんていうことはできないんだから、ただベストを尽くすのみだ。去年、ジェイミー・ドナルドソンが(ジャスティン・ローズらを抑えて)優勝し、その時に、何だって可能だしお伽噺だって起こりえるんだ、と言っていたのを思い出すね」。

当初、3日目のラウンド終了時点でリーはロリー・マキロイに1打差を付ける形で首位に立っていたのだが、北アイルランドのマキロイは「68」で回ったこの日のラウンドの2ホール目でドロップを誤り、ラウンド後に2打の罰則が科されたため、スコアが「70」に訂正されている。

世界7位のマキロイはスコアカードに署名をする前に、同組でラウンドしたリカルド・ゴンサレスのキャディを務めるデイブ・レンウィックに違反行為の可能性を指摘されていた。

レンウィックはマキロイが2番ホールでドロップを行った際、ギャラリー用の横断通路から十分に距離を取っていなかったと感じ、これが映像での判定に持ち込まれたものの、確証が得られなかった為、マキロイはヨーロピアンツアーのチーフ・レフェリーであるジョン・パラモアに伴われてくだんのパー5の問題とされている地点へと足を運んだ。

この結果、マキロイの左足が横断通路を示す白線に触れていたと判定され、2打の罰則が適用されることになったのである。

マキロイは、「2番ホールでは2打目を左のラフに打ち込んでしまったのだけれど、そこはギャラリー用の横断通路だったんだ。それでドロップして次のショットを打ったんだけど、十分に距離を取るべきだったにもかかわらず、左足がまだ線に掛かっていることに気が付かなかったんだ」と述べた。

「現地へ確認しに行ったら、僕の打ったショットのディボットがあり、それで白線を踏む形でなければプレーし得なかったことが明らかになったんだ。ついてないよ。というのも、あのドロップ自体、僕に利するところは全くなくて、酷いライでバーディも獲り損ねているからね」。

「明日はできるだけ早くこれを挽回しないといけないね。これでモチベーションがちょっとだけ増したよ」。

ミケルソンは初めの2ラウンドを「73」と「70」で回り、僅かのマージンで予選通過を果たしたところだったが、3日目は彼が金曜に「明日は良いスコアのラウンドになるだろう」と言った通りのラウンドとなり、9バーディ、1イーグル、2ボギーを記録した。

特に最終18番でのバーディは典型的なミケルソンの流儀で奪ったものだった。現全英王者は2打でのグリーンオンを狙ったフェアウェイバンカーからの残り230ヤードのショットをしくじり、砂混じりの荒れ地へと打ち込んでしまったのだが、ここから瞠目すべき低空のピッチショットを放ち、ホールから30フィートの地点へ乗せると、残りのパットを沈めたのである。

「バンカーからグリーンを狙うのは賢明な判断ではなかったけれど、でもどうだろう、あれが僕のやり方だから」と、通算10アンダーでブラーに並ぶ2位につけたミケルソンは戯けてみせた。

「ボーンズ(彼のキャディであるジム・マッカイの愛称)はあの決断を気に入らなかったみたいだし、そのことについて僕は彼を責めるつもりはないよ。あれは決して賢いプレーではなかったからね」。

「酷いショットを打ってしまったけれど、ボールは硬くて詰まった感じのライの上にあったので、フェースを立てて、低く木の下を抜くことができたし、使えるグリーンの幅も十分にあったからね」。

「予想するに、明日は何打か後方からのスタートになるだろうけれど、優勝争いに絡めていて、年明け最初の週にここで勝つチャンスがあるという事実は素敵だね」。

「日を追う毎に良くなっているのが何よりなんだ。初日は酷いものだった。2日目はラウンドの半分がようやく様になってきた。そうして今日はいい感じになってきたから、明日はそれに上乗せする感じでプレーしたいところだね」。

リー同様、ブラーもヨーロピアンツアー初優勝を狙う一人だが、25歳の彼は既にアジアツアーに於いては5勝を挙げている。

「ここへ来たからこの方、本当に良く打てています」とブラー。「好スコアを狙えるのは分かっていましたが、有り難いことに、今日はラッキーな一日でした」。

「ツキに恵まれましたし、パットの調子も良く、多くのバーディチャンスを作り出すことができましたから、一日を終え『66』というスコアには至極満足していますよ」。

「昨年は世界に知られた多くのビッグネームと同組でプレーする機会を得ましたし、それが良い経験となりました。自分自身についての新しい点や、ゴルフその物について学ぶことができましたので、明日は楽しい日曜になりそうですね」。

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