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終盤猛チャージのカブレラベローが首位タイに

2014/01/17 11:01

スペインのラファエル・カブレラベローは、彼にとって2014年最初の大会となった「アブダビHSBCゴルフ選手権」初日の終盤に力強いプレーを披露し、首位タイとなったことに喜びの表情を浮かべた。

欧州ツアーで2度の優勝経験を持つカブレラベローは上がり5ホールで3つのバーディを奪い、後半を僅か「32」で回り、初日のラウンドを5アンダーの「67」で終えて首位タイに立った。ツアーの“デザート・スウィング”幕開けとなった今大会初日は、この他にイングランドのマシュー・ボールドウィン、そしてフランスのロメイン・ワテルが首位タイで並んでいる。

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「今日は殆どの選手にとって今年最初のラウンドだった」と語るカブレラベローは、出だしの1番ホールをボギートしながらも、その後の17ホールでは完璧なゴルフを見せた。

「ここ5週間大会から遠ざかっていた。練習には大会をイメージしながら取り組んでいたけれど、やっぱりそれは別物だから、この成績はとても嬉しいよ」。

「スタートから良かったし、緊張感を押さえ込むこともできたのだけれど、何と言っても思い通りにプレーできたのが良かった」。

「コースはタフだね。ドライバーをしっかり打たないといけないんだ。さもないとラフが待ち構えている。とても深くてちゃんと出すのは簡単じゃない。ティから良いショットが求められるけれど、グリーンは良い感じに転がるから、パットは決めやすいと思う」。

先月の「ネルソン・マンデラ選手権」で自身にとってヨーロピアンツアー最高位となる2位に入ったボールドウィンは、初日を7バーディ2ボギーと、好調を持続しているようだ。

「ネルソン・マンデラでは良いプレーができたから、ここでもそれを続けたいところだね」とボールドウィン。

「大会に向けて良い準備ができた。先週太陽の下で5日間過ごせたのが大きいね」。

「自信がついたし、このまま挑戦し続けていれば優勝はすぐそこまで来ているかもしれない。何が起こるか分からないからね」。

「勝ちたいんだ。勿論、多くの選手が同じように勝ちたいと思っているだろうし、一年先を見通すとトップ60以内に入るのが目標なのだけれど、優勝できたら言うまでもなく素敵なことだよね」。

12月の南アフリカで素晴らしいゴルフを披露したワテルは、2014年シーズンのレース・トゥ・ドバイで既に2度、5位以内の成績を残している。

そして、今大会の初日を5バーディ、ノーボギーでラウンドした22歳のフランス人プレーヤーは、引き続き輝きを見せている。

「アブダビはいつも良き試練の場となっていますので、5アンダーには満足していますし、大会の入り方としては申し分ありません」とワテル。

「出来の悪いホールをパーで切り抜けようと努め、それがしっかりとできました。それだけに喜びも一入ですし、これから何日間かは同じプレーを心掛けるつもりです」。

ライダーカップでキャプテンを務めるポール・マッギンリーは、「68」と見事なラウンドを見せ、首位から1打差とすることによって、キャプテン任命一周年を自ら祝う格好となった。一方、ロリー・マキロイはノーボギーの「70」で初日を終え、現全英王者のフィル・ミケルソンは17ホール連続でパーとした後にボギーでラウンドを締め括って「73」と、彼らしくないスコアーの大会初日となった。

リーダーボードは混戦模様となり、4アンダーにはマッギンリーの他に、オランダのジュースト・ルイテン、ネルソン・マンデラ選手権を制したダウィー・ヴァンデウォルト、南アフリカのジョージ・クッツェー、ポルトガルのジョゼ・フィリペ・リマ、そしてマーク・ウォーレンクレイグ・リーのスコットランドコンビがつけている。

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2014年 アブダビHSBCゴルフ選手権



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