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ノルデアマスターズはイロネンが首位に

ミッコ・イロネン(フィンランド)は「ノルデアマスターズ」の3日目、2位以下に2打のリードをつけ、日曜日に6年振り、3回目となる欧州ツアータイトル獲得のチャンスを迎えている。

今年の「ボルボ中国オープン」や「ハッサンII ゴルフトロフィー」で2位に終わっているイロネンは、このブロホーフスロットで通算18アンダーに達すべく、3日目は7アンダー「65」で回った。

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「64」で回った2011年の覇者でもあり地元スウェーデンの出身でもあるアレクサンダー・ノレンが2位、通算14アンダーのジョナス・ブロクスト(スウェーデン)と2日目まで首位だったマッテオ・マナッセロ(イタリア)が3位につけている。

過去に2度の欧州ツアー優勝を果たしたのは2007年。33歳のイロネンは首位に立っていることに満足しているわけではない。

「私はこの接戦を制する必要があるし、それはもちろんできることだと思っている。ただ、あと18ホール残っていて、沢山の選手達が追いかけてくる」と彼は語った。

先週の「BMW PGA選手権」王者のマナッセロが珍しく失速を見せるなか、前半を「33」で折り返して1打差の首位に立ったイロネンは、後半9ホールの中盤で素晴らしいゴルフを展開し、リードを広げた。

イロネンは13番ホールで3フィートからのバーディを奪い、14番ホールでも5フィートからのバーディを記録した。さらには15番ホールではバックスピンをかけたサンドウェッジのショットを直接入れてイーグルを奪った。

そのイーグルについては「僕にとってはあまり慣れていない長さのショットだったね。雨が降っていて良いところに乗せるのを狙ったんだけど、幸運にも上手くいったね」と語った。

ノレンは2年前のこの大会で7打差をつけて優勝したが、その時の調子を取り戻したかのような出来だった。4番ホールの80フィートのパット、16番ホールでの40フィートのパットをはじめとする7つのバーディを奪い、9番ホールでは彼のロングゲームの才能を示すかのようにフェアウェイウッドでピン側10フィートへ寄せる、イーグルにつながるショットを見せた。

「ラッキーだったね。パッティングの出来がよく、その多くをカップインすることができた。なぜここまで上手くいったか自分でも分からないが、驚いているよ」と 30歳のノレンは言った。

「私は家から一時間で来られるこのコースで何度もプレーしてきた。ここはスウェーデンで最高のコースで、とても美しい場所だよ」と続けた。

20歳のマナッセロは、後半9ホールで3連続バーディを奪うなど低調なスタートを挽回しているように思えたが、最終ホールでラフから池に打ち込みダブルボギーを叩いて「71」とし、2週連続優勝を難しくしてしまった。

ノーボギーの「66」でラウンドしたジョナス・ブリクストは、3番ホールでのチップインや18番ホールでの3フィートへ寄せたアプローチなどが光った。

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2013年 ノルデアマスターズ

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