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2013年 ボルボワールドマッチプレー選手権
期間:05/16〜05/19 場所:トラシアンクリフG&ビーチリゾート(ブルガリア)

準備万全!ブルガリアでツアー初開催

今週のヨーロピアンツアー公式大会の、ボルボ・マッチ・プレー・チャンピオンシップは、会場をブルガリアに移しての開催となる。ブルガリアはヨーロピアンツアーをホストする40カ国目となる。

マッチプレーのスペシャリスト、イアン・ポールターや、昨年の覇者ニコラス・コルサーツを含む世界トップの24選手が集う今大会は、黒海沿岸のカバーナにある、スラシアン・クリフス・ゴルフ・アンド・リゾートが舞台となる。

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選手は3人一組で8つのグループに分かれ、木曜日と金曜日はラウンドロビン形式で戦われる。そして土曜日は勝ち残り式となり、準決勝と決勝は日曜日に行われる。

ボルボ中国オープンで2011年に優勝したコルサーツは、昨年のこの大会で勝ってツアー2勝目を挙げた。ベルギー出身の飛ばし屋の彼は、昨年、スペインのフィンカ・コーテシンGCでマクドウェルを1ホール差で破り優勝した。30歳となった彼は、通常のストロークプレーとの違いを楽しんでいるようだ。

「僕はこの新たな会場で、大会2連覇にチャレンジすることを心待ちにしているよ。僕はこのマッチプレーを戦うことに、今とても燃えているんだ!」と、コルサーツはきっぱり言った。「僕はこの大会方式をとても楽しんでいるよ。そして今季の1勝目をこの大会で飾りたいと思っている」。

「母国ベルギーで、ベルギー初開催となるヨーロピアンツアー公式大会で勝つことができたら、本当に素晴らしいことだね」。

ポールターは2011年、ライダー・カップと2010年のWGCアクセンチュア・マッチ・プレーでの輝かしい実績のお蔭で、“マッチプレーの達人”という評価を築き上げてきた。

ここ最近はいまひとつ調子が上がらないポールターだが、このマッチプレーで本来の実力を爆発させ、調子を取り戻したいところだろう。

37歳の彼は語った。「ギャラリーの皆は、僕がマッチプレーが好きなことを知っているんだ。そして僕は、大好きなこの大会に出場することが待ちきれないんだ。1994年にプロに転向して以来、世界の色々なところでラウンドして来たけど、初めて訪れた国は、そう多くはなかった。だから今回、初めてブルガリアに行けることをとても楽しみにしているんだ」。

「スラシアン・クリフスの写真を見たり、このコースの素晴らしさを聞いたりしているから、今週はとても特別な週になるだろうね」。

ポールターのほか、2012年のライダー・カップのチームメイトであるピーター・ハンソン、フランセスコ・モリナリ、先月マスターズデビューを果たしトップ10フィニッシュをした新星トービヨーン・オールセン、スウェーデンのヘンリック・ステンソン。そしてバランタイン選手権とボルボ中国オープンを制したオーストラリアのラムフォードらが参戦する。

今週もし、ラムフォードが優勝して3勝目を挙げると、1986年のセベ・バレステロス以来となるツアー3連勝記録となる。

今大会の賞金総額は250,000ユーロに引き上げられ、優勝者は800,000ユーロを手にする。

サラシアン・クリフスは、南アフリカの伝説的人物であるゲーリー・プレーヤーによってデザインされた「ヨーロッパのペブルビーチ」の愛称を持つ。ここは世界屈指のドラマチックなゴルフコースだ。

「地球上のどこを探しても、ここのようなコースを見つけることはできないよ」と、プレーヤーは語った。

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