B.ラムフォードがプレーオフを制し、ツアー通算4勝目
2013年 バランタイン選手権
期間:04/25〜04/28 場所:ブラックストーンGC(韓国)
僅差で首位に立ったノレン
目まぐるしい展開となったバランタイン・チャンピオンシップ3日目、スウェーデンのアレクサンダー・ノレンが2位と1打差で首位に立った。
出場選手の半数以上が初日と2日目の遅延やサスペンデッドの遅れを取り戻すべく、3日目早朝から2ラウンドの残りを開始した。そして36ホールを終了した時点で、キラデク・アフィバーンラト(タイ)とJ.M.ララ(スペイン)がW.オムスビー(オーストラリア)とA.フォンバニ(タイ)等と並んで7アンダーとし2ラウンド終了時点でのトップとなった。
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スケジュール通り2日目終了時に36ホールを終了することができたノレンは、首位グループに1打差で3日目をスタートした。遅い組でスタートしたノレンは3日目を「69」で回りトータル9アンダーで単独首位に立った。
「とても良いフィニッシュだったよ。でも今日は風も強く、タフで長い一日だったね」と18番ホールをバーディで締めくくった30歳のノレンは語った。「今日はショートゲームを上手くまとめることができたよ。そしてそう多くはなかったけど、バーディチャンスをしっかりものにしたし、必要なところでのパーもしっかり取れた。よく戦えたと思っているよ」。
「明日も良いプレーをしたいし、楽しい日にしたいと思っているよ。長いこと首位に立っていなかったからね。何度か良いフィニッシュをしたこともあるけど、とにかく明日は楽しい日になるだろうね。良いゴルフをして、これまで以上のバーディをたくさん奪いたいと思っているよ」。
3度のヨーロピアンツアーチャンピオンは2011年のこの大会で5位、そして昨年は7位と素晴らしい成績を残しているが、今年こそは優勝を狙っている。
「今日は本当にとても良くボールが打てていた」と彼は言った。「今回とても良いラウンドができているし、また優勝争いができてとても幸せだよ。今日は1度だけパーオンできないホールがあったけど、それを特別なことと感じるほど良いラウンドだったよ」。
「最終組で回れるのはとても良いことだね。とても久しぶりだよ」。
ホワイトフォード(スコットランド)は2日目の残りを今朝から回らなくてはならなかった選手の一人で、今日だけで28ホールを回った。
「朝5時の最初のバスに乗って会場に向かい、そして最終バスで会場を出たよ」とホワイトフォード。「本当に長い一日だったけど、この仕事ではしばしばあることさ」と彼は言った。
「僕の調子は至って平均的かな。いや正直言ってあまり良くはないかな。練習場ではそれなりに打てているだが、コースにそれを生かせていない。でも今週は少しは良くなってきたよ」。
ラムフォード(オーストラリア)は上がり5ホールで見事な連続バーディを見せた。そして彼と同じくオーストラリアのフレイジャーはマスターズで優勝した同胞アダム・スコットにとても強い影響を受けている。
「アダムのマスターズ優勝は我々全員にとても大きな刺激になっている」とラムフォード。
「この数日はとてもフラストレーションが溜まったけど、同時に実りもあったよ。明日はつまらないミスをなくしたいと思っている」とラムフォード。
大会前の優勝候補筆頭で世界ランキング7位のルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)は2日目、3日目を共に「71」で回りトータル5アンダーで首位から4打差の位置につけている。