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元メジャーリーグ投手の長谷川滋利がプロテストに挑戦

◇米国シニア◇マスターカード日本選手権 初日(7日)◇成田ゴルフ倶楽部(千葉県)◇7151yd(パー72)

元メジャーリーグ投手で50歳の長谷川滋利が「アメリカでも、日本でもやりたい。プロの資格がないと何もできないので」と、日本プロゴルフ協会の第1次プロテスト(6月11日~、三重県・白山ヴィレッジゴルフコース キングコース)に挑戦することを明言した。

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「プロ野球に入って、みんなやるので」と23歳の時にゴルフを始め、当時は「『160』ぐらい打って、こんなの面白くないと思った」と笑った。そんな長谷川は「7年前から真剣に(ゴルフを)やり始めて、どうせやるなら競技をやろう、と『全米アマ』や『全米ミッドアマ』にも出るようになった。2年前の『全米アマ』の予選に通ってから真剣に(プロの道を)考え始めた」という。

主催者推薦で出場した今大会の初日は「81」。9オーバーで68選手中67位。「なにか地に足がつかない感じだった」と前半は6番でトリプルボギーをたたいたが、後半は1バーディ、2ボギーの「37」でプレー。一歩ずつ経験値を高めようと模索する日々だ。

「野球をやめて、この歳で緊張して寝られないような経験を…(昨日は7時間寝たが)そういう緊張感にいるのが好きです。メジャーリーグをやめるとき、いらないって思っていたけど、ゴルフでもう一回緊張することができて今めっちゃ幸せ」。元メジャーリーガーの顔は今も闘志に満ち溢れていた。(千葉県成田市/石井操)

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