次週にシニアツアーデビュー戦を迎えるJ.デーリー（Marianna Massey/Getty Images） ※16年「プエルトリコオープン」撮影

今月28日で50歳になるメジャー2勝のジョン・デーリーが、次週5月6日に開幕する米国チャンピオンズツアー「インスペリティ招待」（テキサス州／ザ・ウッドランドCC）でシニアデビュー戦を迎える。

「僕はまだ戦いを求めているんだ。チャンピオンズツアーは僕の競争意識を満たすプレーの機会を与えてくれるし、できる限り出場したい気持ちでいるよ」。同ツアーの公式ページによると、現時点で6月までに5試合の出場を決めているという。

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「ファジー・ゼラー、ベン・クレンショー、いつも僕を良くしてくれたトム・ワトソンもいる。みんな憧れの選手たちだ。再び彼らといっしょにプレーできることは、とても素晴らしいことだね」

デーリーのPGAツアーの実績は、1991年「全米プロ」、95年「全英オープン」のメジャー2勝を含む通算5勝。ツアー屈指のパワーヒッターとして鳴らし、95年から8年連続でドライビングディスタンス1位を記録した。

2004年を最後にタイトルから見放されているが、10試合に出場した昨季PGAツアーの平均飛距離は300.3ydをマークするなど、ファンを魅了してきたビッグドライブは今なお健在。かつては奔放な私生活も大きくフォーカスされた“お騒がせ男”が、シニアツアーに新風を吹き込んでくれそうだ。