全米シニアOPに臨むチャンピオンたちの想い:B.フライシャー
「全米シニアオープン」過酷な上がり4ホール
2002/06/27 09:00
全米ゴルフ協会主催の大会は、コース設定が難しいことで有名。今年、全米シニアオープンが開催されるケイビスバレーも例外ではなく、上がりの15番ホールからの4ホールが特に難しい。もちろん14番までも厳しいコースだが、悪夢は15番パー3(220ヤード)から始まる。すでに疲れてボロボロになっている選手たちはロングアイアン、またはウッドで攻めることになるが、どれだけの正確なショットを保てるかが問題。
続く16番パー4(403ヤード)はまず打ち下ろしのティショット、1打の着地点にはフェアウェイバンカーが横断、アプローチは打ち上げになり、グリーン周囲もバンカーが点在。
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そしてコース最難関の17番(464ヤード)のパー4。2打目をやはりロングアイアンやウッドで打つことを強いられ、ミスが大きなスコア崩れにつながってしまうホールだ。この17番まで無事にクリアしても、最後18番パー4(455ヤード)も甘くない。
打ち上げのティショットに、グリーンオンを狙うには過酷すぎる深いバンカーがグリーン周りを固め、また小さめなグリーンは中心から前と後方にきつい傾斜がある。
ヘール・アーウィン
「あがりの4ホールは最悪だね。それぞれの難しさもあるけど、15番までの道のりも厳しい。疲れきった体と精神には耐えがたいきつさだ。スコアの崩れだけでなく、情けないショットが沢山でるだろうな」
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