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トム・ワトソンの暑い夏

2003年チャンピオンズツアーの5大メジャーでトム・ワトソンは2勝と2度のトップ10入り。ワトソンがこれほどまでの成功を収めたシーズンは1982年に遡る。1982年ワトソンはメジャー大会「全米オープン」と「全英オープン」に優勝。「マスターズ」で5位タイ、「全米プロ選手権」で9位タイという成績を残した。

2003年の最初のメジャー、「全米シニアプロ選手権」では最終ラウンドに67をマーク。しかしそれまでの3ラウンドでアンダーパーを出せず、結果は17位タイだった。「全米シニアオープン」ではフェアウェイキープ率とパーオン率のどちらも2位と最高のプレーを見せたが最終ラウンドでの33パットが足をひっぱり、ブルース・リツキに一歩及ばず、2位で終わった。

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米ツアーのメジャーにも参戦しながら迎えた7月中旬の「フォード・シニアプレーヤーズ選手権」では三つ巴の首位タイで迎えた最終日。クレイグ・スタドラーが決勝ラウンドでわずか51パット(2日間)という好調なパットを活かし、ツアー初優勝。ワトソンは2位に終わった。

そして8月「全英シニアオープン」。1977年にジャック・ニクラスと激闘の末「全英オープン」を制した土地、ターンベリーでの決戦。この思い出の地で72ホール目を痛恨のボギーとしてしまったワトソン。首位のカール・メイソンは2打差を得て最終ホール。しかし勝利の女神の気まぐれか、メイソンはグリーンサイド・バンカーにつかまるトラブルからダブルボギー。ワトソンにプレーオフのチャンスが巡り、結果プレイオフ2ホール目でワトソンが5つの「全英オープン」優勝に「全英シニアオープン」優勝の栄冠を付け加えた。

そして最終第5メジャーの「JELD-WEN トラディション」の2日目、62をマークし優勝争いに身を置き、その後も堅実なパープレーなどで上位に踏みとどまり、最終72ホール目のバーディが全てを決めた。2003年2つ目のメジャー・タイトルを手に入れた。

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