昨季賞金王のウィラチャンが今季初優勝
2013年 Yeangderトーナメントプレーヤーズ選手権
期間:09/12〜09/15 場所:林口インターナショナルG&CC(台湾)
チャン.キムがツアー初勝利に王手!
Yeangderトーナメントプレーヤーズ選手権は14日、第3ラウンドを行い、1月のQスクールをトップ通過した韓国系アメリカ人のチャン・キムが、スイング改造の成果を見せ4アンダー「68」をマーク。林口インターナショナルG&CCで開催されている賞金総額50万ドルの今大会で、通算10アンダーとしてトップに浮上した。
昨季賞金王のタワン・ウィラチャン(タイ)は「71」を記録し、最終ホールでチップインイーグルを決め「67」で回った地元台湾の葉偉志と共に、キムに1打差の2位タイ。下部ツアー出身のシュウ・モンナン(台湾)がさらに1打差につけている。
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またフィンランドのヤッコー・マキタロが、この日のベストスコア「65」を記録し、69で回ったペク・スクヒョン(韓国)、「74」とスコアを落としたチラフ・クマール(インド)と並び5位タイで追う展開となっている。
首位に立った23歳のキムは、今季ベスト10には1回しか入っていないが、オフシーズンにコーチのスコット・アドランドと取り組んだスイング改造の成果を出し、大会の主役に。好スコアにつながったスイング改造については「スイングのタイミングに注力した。それにシンプルなスイングにするように務めたんだ。(スイング改造は)疲労が出てくる終盤でとても役にたっているよ。スイングは崩れやすいものだけど、今週は良いテンポでスイングできているね」と話した。
また「周囲からもそう言われるけど、(スイングの)トップで止まる感覚はある。ダウンスイングの前にトップで少しだけ止まる感覚を持つべきだと思っている」と付け加えた。
この日は、3番ホールから3連続バーディを奪うと、その後は12ホール連続でパーセーブし最終ホールでバーディを奪取。「忍耐強くプレーするように言い聞かせていた。バーディは簡単に取れるものではないからね。バーディを取るために、しっかりグリーンに乗せてパットを決められるように務めたよ」と振り返った。
一方、2010年大会覇者で46歳のウィラチャンは、アイアンショットに精彩を欠き、ツアー通算16勝目に黄色信号。「明日は何が起こるか分からない。アイアンの調子が良くないのに、(通算)9アンダーで良かった。これまで同様にプレーし、ショートゲームとパッティングでスコアメイクしたいね」と最終日での巻き返しを誓った。
また、00年に唯一のツアー制覇を果たしている40歳の葉は、蒸し暑いコンディションの中、11年の呂偉智に続く台湾勢2人目の大会制覇へ向けて好位置をキープ。「以前は、このようなコンディションだと自滅することがあったが、耐えるように自分自身に言い聞かせた。地元で優勝して母国の名誉にしたいからベストを尽くす。同郷の選手にも頑張ってもらいたいね」と地元Vへの意気込みを語った。
情報提供:ASIAN TOUR
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