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もしかして天国?フィンランドの24時間ゴルフ事情

2019/07/06 12:00


■トナカイと白夜ゴルフ

この時期はヘルシンキでも23時頃まで明るいが、さらに北に行くと24時間太陽が沈まない白夜となる。北極圏に位置するレヴィという町を訪れた。ここはウィンタースポーツの中心地として有名で、冬には大勢のスキーヤーが詰めかけて連日連夜パーティが開催されるそうだが、夏はいたって閑散として平穏な町だ。

町にある唯一のゴルフ場はレヴィG&CC。陽気な笑い声が特徴のトミという男性がヘッドプロを務めている。ゴルフシーズンは通常6月1日から10月1日まで。9月はきれいな紅葉が見られるそうだが、寒さもあり、夏がベストシーズンとのこと。今回はシーズンイン直後に訪れたため、グリーンはまだ芝が生えそろっておらず、いくつかテンポラリーグリーンを使ってプレーした。だが、北極圏の澄んだ空気は、空の青さと緑の濃さを強調して、コースは息をのむような美しさだ。そこにいるだけで幸福感に包まれることは間違いない。

コースにはトナカイも頻繁に現れるというが、今回遭遇したのはベビーカーにキャディバッグを積んだ御婦人だ。スウェーデン製のベビーカーでゴルフ専用ではないそうだが、じつにすっぽりと収まっていて、赤ちゃんもすがすがしい空気の中で気持ちよさそう。もう1つ特筆すべきは、茶店にあるホットドッグの美味しさと個室トイレのこだわりだ。ここのトイレは、これまでの人生で経験したベストトイレと認定した。

ここでの2ラウンド目は、夜8時にティオフすることにした。なにせ深夜2時でも明るい太陽が照りつけているのだ。その気になれば、朝から晩まで1日中プレーすることだってできる。日中よりは幾分空気が冷たくなるが、それでも長そでが1枚あれば十分だった。ホールアウトすれば、サウナが待っている。太陽が人間の時間感覚に及ぼす影響の大きさを実感した。日が出ていると、眠ろうという気が起きないのだ。何時まで起きていても罪悪感を抱かない。じつに不思議な経験だった。

■直行便で約10時間
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