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コーチの指導で成長を実感 金谷拓実の2018年

JGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチームの慰労会が21日に都内で行われ、男女ナショナルチームのメンバーが出席した。10月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制して2019年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を手にした金谷拓実(東北福祉大2年)は特別表彰を受け、「アジアアマの優勝が一番良かったし、アジア大会(8月)の団体金メダルもナショナルチームのいい思い出になった」と充実の1年を総括した。

ナショナルチームのコーチ就任4年目となるガレス・ジョーンズ氏の指導により、それまでのプレーや練習方法への考え方が大きく変わったという。「いま思えば、ジョーンズコーチがいつも言っている試合前の準備や練習を継続したことで、この結果に結びついたと思う」と感謝した。

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ジョーンズ氏が重んじるのは、事前にコース状況をしっかり把握しておくことと、練習の構成だ。「コースの情報収集に時間をかけるようになったし、普段はショットの練習が多かったけど、グリーン周りから40yd以内(のショット)が65%あることを聞いて、もっと時間をかけないといけないと感じた」という。

日本人アマチュアの「マスターズ」出場は、松山英樹に次いで2人目の快挙。それでも「通過点だと思うので、特別そこに強い気持ちはない。やるべきことをやることが大事」と冷静だ。2019年の初めには、初の米国PGAツアー出場となる「ソニーオープンinハワイ」(1月10日~)も控えるが、やはり過剰な気負いはない。「すごくレベルの高い選手ばかりだと思うけれど、しっかり準備をして、自分らしくプレーをして、マスターズに向けて収穫が得られたらいいなと思う」と新年の初戦を見据えた。(編集部・塚田達也)

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