新メンバーの木戸愛、永井花奈の2人を加えた総勢13人が新年パーティーに出席した

本間ゴルフは8日、都内ホテルで会見を開き、「TEAM HONMA」の2016年の新体制を発表した。会見に先だって同所で行われニューイヤーズパーティーでは、今季から新たにチームに加わった木戸愛、永井花奈のほか、昨季の国内ツアー賞金女王のイ・ボミ（韓国）や米PGAツアーに主戦場を移した岩田寛ら男女計13選手が壇上に上がり、新年の抱負を語った。

パーティーでは、司会者の質問に“Yes”、“No”で答える形で、各選手の本音に迫るトークショーを開催。「本間ゴルフの売上に、自分は貢献したと思う」というお題に“Yes”と答えたのは岩田とイだった。

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「オトナの事情で僕が手を挙げるはめに…」と頭をかいた岩田は、今年の目標に具体的な成績ではなく「一流のたたずまい」を掲げた。「態度悪いってよく言われるので。（テレビで見た自分は）下を向いていたし…。上位に来る選手で、下を向いている選手はいない。僕も見習わなくちゃいけない」と話し、世界のトップの舞台に立った自覚を示した。

イ・ボミに授与されたピンクのトロフィーは、刀鍛冶の伝統を継ぐという本間ゴルフ酒田工場の職人が製作した

一方、昨季国内女子ツアー7勝を挙げ、男女を通じて国内ゴルフ史上最高額の賞金を稼いだイには、改めて同社から女王戴冠のお祝いも。同社酒田工場のクラブ職人が作ったという、ピンクのドライバーヘッドがついた世界唯一のトロフィーを受け取ったイは、今年の目標について「メジャー優勝」と明言した。

また、8月に行われるリオデジャネイロオリンピックの韓国代表争い（現在8番手／4人まで出場の可能性）に話題が及ぶと、「シーズンのスタートから優勝を目指すつもりで頑張らないとダメ。2016年は目標に向かってやるだけ」と、日本ツアーに専念した昨季とは一転、ツアーの種別を問わない貪欲な姿勢を見せた。（編集部・糸井順子）