14歳から66歳、50の国と地域が集結/世界女子アマ・アラカルト
大会新記録でカナダが首位発進 日本は16位タイ/世界女子アマチュアチーム選手権
長野県にある軽井沢72ゴルフ東で開幕した「世界女子アマチュアチーム選手権」の初日、カナダが初日の大会新記録となる9アンダーで首位に立ち、7アンダーの2位に大会3連覇を目指す韓国が続いた。3位は4アンダーのフランスで、日本はイーブンパーの16位タイ。
首位のカナダを牽引したのは、16歳のブルック・ヘンダーソンだ。世界アマチュアランキングでミンジー・リー(オーストラリア)についで2位につけるヘンダーソンは、今年6月の「全米女子オープン」でローアマ(10位タイ)を獲得し、7月にはカナダの「PGA女子選手権」を史上最年少で制覇。8月に行われた「全米女子アマ」では決勝のマッチプレーでクリステン・ギルマンに敗れたものの2位に入った、今最も勢いに乗る若手選手の一人だ。
<< 下に続く >>
「今日はショットの調子が良かったです。たくさんのチャンスを作ることができて、4.5メートル以内が4、5回はあったけど、全部を決めることができなかった。この後も良いプレーができることを望んでいます」とコメントした。
2位に続く韓国チームのキャプテン、チャン・シホンは「確かに(ディフェンディングチャンピオンとして)プレッシャーはあったけど、これが初めての世界選手権だったので、楽しむようにと伝えた」と言う。「彼女達のプレーにとても満足している」と好発進に上機嫌だった。(長野県軽井沢町/今岡涼太)
<初日の成績(団体)>
1位 -9 カナダ
2位 -7 韓国
3位 -4 フランス
4位T -3 インド、アイルランド、イタリア
16位T E 日本ほか
<初日の成績(個人)>
1位 -6 ブルック・ヘンダーソン(カナダ)
2位 -5 イ・ソヨン(韓国)
3位T -4 アン・ヴァンダム(オランダ)、オナ・ヴァルティエネン(フィンランド)、アリソン・リー(アメリカ)
13位T -2 松原由美ほか
50位T +2 勝みなみほか
107位T +6 岡山絵里ほか