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松山英樹が一時帰国!米ツアーでスタートダッシュを狙う

今季、海外メジャー3戦を含む米ツアー6試合に出場し、来季の米ツアーシード権を獲得した松山英樹が約1ヶ月半の長期遠征を終えて帰国した。さすがに「疲れましたね」と話しながらも、久しぶりの日本に安心した表情も浮かべた。

先週は疲労がたまり「自分の不注意ですが、少し腰を痛めてしまいました」と打ち明け、2週間のオフ期間中に完治を目指し、改めて体力作りに時間を費やす予定だ。10月に入ると米国選抜対世界選抜の「ザ・プレジデンツカップ」が開催され、松山のメンバー入りは確実。「プレジデンツカップの前週には米国入りします。その翌週には米ツアーの開幕なので、今の予定では4試合ぐらい続けて出ると思います」と米ツアーでの予定を話した。

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今回までの遠征に同行していた東北福祉大の阿部監督は「5連戦でしたが、ただの5試合ではなかったので、疲労はかなりきていますね。まずは体を休めて、その後の試合は状態によって決めたいです。ただ、米ツアーは初戦からしっかりと戦うつもりですよ。あの素晴らしい、(石川)遼くんが、あれだけ苦戦していたのですから、松山が年明けから挑戦したのでは、賞金も(フェデックスカップ)ポイントも稼ぐのは難しい。ゼロからスタートダッシュができたらいいと、松山とも話しをしています」と、来季の出場予定についても戦略を練っているところだ。

気になる日本ツアーについては「まだ、決まっていませんが、2週間休んでそれからですね。日本の多くのファンの方々の前でプレーもしたいので、出来るだけ出場しようとは思います」と、日米両ツアーを掛け持ちで戦うことを誓う。

現在、日本ツアーでは賞金ランキングで首位を独走中の松山。「まだ、これからの方が試合は多いので、トップにいるという感覚はないです。最終的に1番になれたらいいです」。米ツアーメンバーとして歩み始める松山にとっては、日本での賞金王よりも、確実に来年の米ツアーシード権を獲得することが目標となる。松山の日本ツアー復帰は、早くて9月の「フジサンケイクラシック」になる見込みだ。(千葉県成田市/本橋英治)

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