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ゴルフの殿堂入り式典

11月15日、アメリカの「ゴルフの殿堂」で今年殿堂入りを果たすゴルフ界に大きな功績を残した偉大なプレーヤーを称える式典が行われる。2002年の殿堂入りに選ばれたのは6名。今回選ばれた中で最年少なのは45歳ベルンハルト・ランガー。実は昨年に殿堂入りの話があったが、本人が身に余ると辞退。2度のマスターズ優勝、欧州ツアーで42勝を誇るランガーだが、最も大きく称えられるべきはライダーカップ10回出場という偉業と言われる。

2人目はイギリス界のゴルフを勢いづかせたトニー・ジャクリン。1969年、ロイヤル・リザムで開かれた全英オープンでジャクリンは18年ぶりのイギリス人プロとして優勝を果した。そしてその11ヵ月後、ジャクリンは約50年ぶりにイギリス出身プロとして全米オープンも優勝した。またジャクリンのライダーカップへの貢献も素晴らしい記録ばかりだ。80年代に4度キャプテンを務め、そのうちの85年には欧州チームを28年ぶりの優勝に導いた。さらに87年には、欧州チームに初めてアメリカ本土での優勝を与えたのだ。

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3人目はゴルフ界に大きな影響を与えたティーチングプロのハービー・ペニック。1930年にティーチングプロとなったペニックは、亡くなる直前まで65年もの間教えつづけた。教え子にはトム・カイト、ミッキー・ライト、キャシー・ウィットワース、そして今回一緒に殿堂入りするベン・クレンショウなどがいた。

恩師と一緒の殿堂入りとなったのが、ベン・クレンショー。クレンショーの1995年マスターズ優勝は、ペニック死去から1週間後の出来事だった。恩師が与えれくれた素晴らしいパッティング技術で米ツアー19勝を誇り、また4度のライダーカップ出場を果たした。ライダーカップでは、1999年にキャプテンとして采配を振るい、史上最大の大逆転勝利をもたらした。

5人目は史上最高のショットメーカーの名を誇るトミー・ボルト。現在86歳の“サンダーボルト”(稲妻)は1958年の全米オープンを制し、シニアでも12勝を挙げた。そして最後は、50年もの間米女子ツアーでプレーし続け26勝を挙げたマーリン・バウアー・ヘギー。1952年に18歳という最年少で初優勝を挙げたヘギーは、その4年後、1シーズンにメジャーを含む8勝を挙げ賞金女王にも輝いた。

*「2002年殿堂入り式典」は「ザ・ゴルフ・チャンネル」で衛星生中継予定

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