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準決勝は波乱の展開!!予選をギリギリで通過した2名が決勝戦へ

宮崎県の宮崎CCで開催されている、第49回「日本女子アマチュア選手権」は、4日目に入り、ベスト8入りした強豪たちの戦いが繰り広げられた。準々決勝の第1試合に登場したのは、大会連覇を狙う森桜子。前日、優勝候補の一角、若林舞衣子を激闘の末下したその勢いは衰えず、青木瀬令菜に勝利。

第3試合には竹村真琴宮里美香というレギュラーツアーでも顔なじみの2人が対決。2004年に史上最年少でこの大会を制した宮里が、終盤一気に勝負をかけ3アンド2で竹村を下した。

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そして、午後に行われた準決勝は、波乱の展開が待っていた。第1試合は勢いに乗る森と今大会32人のマッチプレーに残る4人の枠を巡って14人の中から勝ち上がった綾田紘子。スタートの1番、2番と森が先制し、このまま森ペースで試合が動くと思われた。

ところが、3番で綾田が1ホール奪うと、6番まで4ホール連続で奪い、2アップ。7番を挟んで、今度は3ホール連取しあっという間に綾田が5アップを奪った。後半、森も粘りを見せ3ダウンまで盛り返したが、とき既に遅し。綾田が3アンド2で決勝戦進出を決めた。

続く第2試合は、2度目の大会制覇を狙う宮里美香と、綾田と同じく予選をギリギリで通過した酒井美紀。2番、3番と宮里が先制し2アップを奪う。その後、酒井も取り返す展開が終盤まで続いた。中盤、オールスクエアとなったが、13番パー5で宮里が再び1アップとリードを奪う。そのまま終盤に入り、一気に勝負を決めたい宮里だったが、逆に17番で奪われてしまい再びオールスクエアに。18番ホールでは勝負がつかず、エキストラホールとなる1番ホール、これまで一度もリードできなかった酒井がついにポイントを奪い宮里との戦いを制した。

明日、最終日はいよいよ今年のアマチュア女子ゴルファーナンバー1が決定する。優勝候補が相次いで破れる波乱もマッチプレーならではの展開。決勝戦は36ホールでの勝負になるため、どちらが先制を仕掛けて逃げ切りに入るか、持久戦でじわじわと相手も追い詰めるのか、その戦い方にも注目が集まる。

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