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早くも高い関心が寄せられている、今年の「日本アマチュア選手権」

アマチュア日本一を決定する「日本アマチュアゴルフ選手権」が7月3日(火)から7日(土)までの5日間、愛知県にある愛知カンツリー倶楽部で行われる。今年で92回目を数える歴史ある大会で、競技方式は何度か変更を重ねてきた。1999年までは4日間によるストローク戦で競われていたが、2000年以降は5日間競技に変更。初日、2日目はストローク戦を行い、上位32名が3日目以降に進出。試合方式は18ホールのマッチプレーに変わり、最終的に勝ち進んだ2名が、5日目の36ホールによるマッチプレーで優勝を争う。

近年の優勝者は、川岸良兼(1988年)、宮本勝昌(1991年)、星野英正(1996、1998、1999年)、宮里優作(2001年)など、現在レギュラーツアーで活躍するビッグネームばかり。まさに、プロゴルフ界へ羽ばたくための登竜門に例えられる大会と言えよう。さらに、ストローク戦終了時点での上位3位タイ、及びマッチプレー戦でのベスト8に入れば、10月11日(木)に開幕する「日本オープンゴルフ選手権」への出場資格が得られる。アマチュア日本一の名誉を、そして国内最高峰の大会に出場できる権利をかけた熱戦が展開されるのだ。

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しかし、当然のことながら「日本アマチュアゴルフ選手権」には誰でも出場できるわけではない。各地区連盟が主催するアマチュア競技で上位の成績を残し、大勢の参加者の中から勝ち抜いた者しか出場できないのだ。関東を例に挙げれば、6月4日(月)から4日間に渡り行われた「関東アマチュア選手権」。156名がエントリーし、「日本アマチュアゴルフ選手権」に出場できるのは上位29名という狭き門だ。

この会場にエントリーしていたのが、5月に開催された「マンシングウェアオープンKSBカップ」を、15歳8ヶ月の史上最年少記録で制したアマチュアの石川遼(杉並学院高1年)。連日、地方のアマチュア競技では異例といえる大勢のギャラリーに囲まれながらプレーした石川は、通算9オーバーの単独8位でホールアウト。ただ、本人的には満足のゆくゴルフではなかったようで、トレードマークの笑顔はあまり見られなかった。

それでも、パー5での2打目をドライバーで打ちグリーン手前に運ぶなど、多くの見せ場を作った石川。注目される中で上位29名に入り、「日本アマチュアゴルフ選手権」の出場資格を確実に手にしたところは流石だ。石川の出場により、例年以上の注目を集める大会になることは必死。先にプロの大会で優勝してしまった石川にとっては順序が逆になってしまったが、“アマチュア日本一”のタイトルも、ぜひ手にしたいところだろう。

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