古閑美保が夫・小平智とジュニア育成の大会開催へ
古閑美保&小平智のジュニア育成 「ひたむきな人間に」
一般社団法人「日本チャレンジゴルフツアー協会(JCG)」が主催する「ジュニアカップ」の関東大会が23日、茨城県のサザンヤードCCで行われた。協会のアンバサダーを務める女子プロゴルファー古閑美保が会場で見守った。
昨年2月に設立されたJCGがジュニア育成を目的に大会を開催。すでに古閑の出身地(熊本県)の九州大会(くまもと阿蘇CC湯の谷コース)は終了しており、「古閑美保チームの選抜選手」男女各6人が選出されている。
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古閑の夫で米男子ツアーを主戦場とする男子プロゴルファー小平智の出身地(東京都)のこの関東大会で同様に「小平智チームの選抜選手」が決定した。
古閑は「(ジュニアの子たちに)色んな経験をしてほしいと思って始めたもの。送り迎えしてもらってこの場にいられることを感謝しながら、自分の目標、夢に向かってひたむきに頑張れるような人間になってほしいな」と熱いエールを送った。
両選抜が戦う全国大会については5月初旬を予定。通常、団体戦ではスコアが反映されない補欠選手がいるが、大会では全員のスコアが反映される仕組みとなる。
「一打一打の責任を持ってほしいという思いを込めて。自分の一打で負けるかもしれないと思うように、自分のスコアに責任を持たせたかった。スコアが良くても悪くてもチームに影響することをわかってやってほしい」という思いが込められている。
今大会はもともと古閑、小平ともにジュニア時代の団体戦での良き「思い出」があって出来上がったイベント。古閑は「(団体戦は)変な絆が生まれる。楽しい思い出があったし、子供の時の経験はなんでも絶対に活きる。人間関係とか、いろんな経験ができる場にしたい」と語った。
また、全国大会では平行して個人戦も行われ、優勝した男女各1人には「全米ジュニアアマチュアゴルフ選手権」「全米ガールズジュニアアマチュアゴルフ選手権」の予選会でかかる航空チケット代、宿泊代、食費、現地交通費、エントリー代の全額をサポートする。予選通過した場合は本戦も支援される。
■ 古閑美保チームの選抜選手(順不同)
男子:長崎煌心(宮崎・日章学園中2年)、丸尾怜央(宮崎・宮崎市立赤江中3年)、山本大勢(福岡・思永中2年)、田崎春樹(福岡・沖学園高3年)、丘尊伍(大阪・興國高3年)、村松陸(熊本・熊本国府高2年)
女子:山中梨緒(佐賀・佐賀龍谷学園龍谷高2年)、藤本愛菜(福岡・沖学園中3年)、丸尾七海(宮崎・赤江中1年)、左奈々(福岡・沖学園中3年)、藤井美羽(愛知・栄徳高2年)、竹原美悠(熊本・熊本国府高3年)
■ 小平智チームの選抜選手(順不同)
男子:清野桜貴(東京・八王子市立城山中3年)、武井大也(群馬・みどり市立笠懸中1年)、橋詰海斗(新潟・長岡市立栖吉中3年)、小林大河(千葉・西武台千葉高3年)、松澤虎大(栃木・佐野日本大2年)、亥飼陽(いがい・ひなた、日本ウェルネス高2年)
女子:上田澪空(東京・共立女子第二高1年)、関口碧(埼玉・埼玉平成高2年)、飯島早織(ルネサンス高1年)、新地真美夏(神奈川・座間市立相良中2年)、松原柊亜(千葉・松戸市立第二中3年)、茶木詩央(東京・共立女子第二高1年)