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ミケルソンがツアー批判の“言葉遣い”を陳謝 大手スポンサーは契約解除

ゴルフの新リーグ構想を支持するフィル・ミケルソンは22日、PGAツアーを批判した最近の発言について「私の本心や意図を反映しない言葉を使ったことを本当に後悔している」と声明を発表した。

「私の意図は誰かを傷つけることにはなかったが、悪影響を与えてしまった人たちには大変申し訳なく思う」と陳謝した。

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一方で新ツアー、新リーグ構想を推進するサウジアラビアのオイルマネーを背景に設立された団体「リブゴルフ・インベストメント」について「彼らはゴルフを熱狂的に愛しており、この競技をより良くしたいという私の思いを共有している」と指摘。「彼らは選手、スポンサー、放送事業者、ファンといった全ての人々にとって、斬新で魅力的な体験を作り出す明確なプランを持っている」と強調した。

その上で「現在の状況を考慮し、パートナーの企業や人々には私との関係を一時停止したり、終了したりする選択肢を与えている」と明らかにし、「自分に説明責任があることは分かっている」と締めくくった。

声明を受け、大手コンサルティング会社のKPMGはミケルソンとのスポンサー契約を即時解除することで合意したと発表。KPMGはPGAツアーのブランドアンバサダーを務めている。

ミケルソンは17日に公開されたインタビュー記事で、PGAツアーが放映権を掌握することで選手の肖像権が侵害されており、金銭的な不利益を被っていると主張し、ツアー幹部を「独裁的だ」と批判した。

ミケルソンは新団体がスポンサーを務めた2月上旬のアジアンツアー開幕戦「サウジインターナショナル」(サウジアラビア)に出場し、以降のPGAツアーは欠場が続いている。声明では「愛する人を優先し、なりたい自分になるためにはしばしの時間が必要だ」と話した。

ロリー・マキロイ(北アイルランド)やジャスティン・トーマスらは新リーグ構想に懐疑的で、ミケルソンの発言を批判していた。

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