橋本美月が2打差2位 首位はタイの19歳/アジア女子アマ初日
2021年 アジアパシフィック女子アマチュア選手権
期間:11/10〜11/13 場所:アブダビGC(ドバイ/UAE)
橋本美月、パット復調のコツは「ラウンド中に盗んでいました」
◇アジアパシフィック女子アマチュア選手権 初日(10日)◇アブダビGC(UAE)◇6431yd(パー72)
初出場のアジアアマ初日を4アンダー2位で滑り出した橋本美月。UAE渡航直前に「日本女子大学ゴルフ対抗戦・信夫杯」で東北福祉大の一員として団体優勝を果たしたが、得たのは結果だけではなかった。
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「ずっとパッティングが入らなくて悩んでいて、その試合も悩んで終わってしまったけど、(日大の)星川ひなのさんのパッティングの打ち方をイメージして練習したら、きょうは良かったです」と、6バーディ(2ボギー)のラウンドに笑顔を見せた。
「星川さんはパッティングが上手な印象なので、真似したいって思いました」とリズムや構え、アドレス時の手のポジションなどを「ラウンド中に盗んでいました」と打ち明ける。この日は7番からは3m前後のパットをことごとく沈めて3連続バーディを奪うなど、グリーン上でスコアを伸ばした。
その一方で、後半はショットが左に曲がることが多く「フェアウェイキープも0回でした」と苦笑い。「バッグスイングがいまいち良くないかなって思ったけど、ラウンド中に修正できなかった」と最終18番も1Wショットは左のカート道付近へ。だが、3打目をラフからピン手前1mにつけて「良いバーディが獲れてよかった」とラウンドの締めくくりは笑顔だった。
この日は大学のチームメート、木内真衣とおそろいの日の丸を彷彿とさせる赤白のユニフォームでプレーした。明日以降もユニフォームはそろえる予定。「欲張らず、自分なりのプレーを心がけて、1つでも上に行けたらいいと思ってがんばります」と、団体優勝を成し遂げた先輩と、再び頂点を目指していく。(アラブ首長国連邦アブダビ/今岡涼太)