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米澤蓮と桂川有人 首位スタートから流れに乗れず

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 最終日(29日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7041yd(パー72)

最終日に首位から出た米澤蓮(東北福祉大2年)は4バーディ、4ボギーの「72」で回り、通算8アンダーの5位で終えた。ホールアウト後、「これが今の自分の限界。勝つとなると、やっぱりまだ何か足りないものがある」と視線を落とした。

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流れをつかめなかった一番のポイントに、出だしの1番を挙げた。1Wでの1打目を左のラフに落とし、2打目もピン奥のラフへと転がっていった。アプローチで寄せ切れず、2パットのボギーを喫した。「追い詰められていく中で、決めきれない自分の弱さが非常に不甲斐ない」とした。

その一方で、右側に池が広がる最終18番(538yd/パー5)では意地を見せた。2オンに成功し、渾身のバーディを奪った。「自分の中である程度、踏ん切りをつけたかった。もし池に入っても、刻んでパーより、チャレンジして終わる方がいいと思った。セカンドショットが届いて入ったとしても勝てないことは分かっていたけど、今後こういうショットが求められる時が来るかもしれない」と振り返った。

同じく、首位から出た桂川有人(日大3年)は2バーディ、3ボギーの「73」でプレー。通算7アンダーの8位でフィニッシュした。敗戦のキーポイントに「パー3で3パットをたたいたのが痛かった」と首位との差が2打に広がった後半12番を挙げた。

出場は1週間前に急きょ決まった。「最善を尽くしたけど、難しかった。アマチュアの試合で、こんなに大きい大会は初めて。最終日最終組で回れたのは、これからにつながる経験ができたんじゃないかなと思う」とこれからを見据えた。(中国・上海/石井操)

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