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キャディのゼッケンは別選手 米澤蓮は強烈体験も味方に!?

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 初日(26日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7041yd(パー72)

米澤蓮(東北福祉大2年)が5バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、日本勢トップの4アンダー3位で滑り出した。「ティショットが思った以上にフェアウェイに行ってくれた。外したのは3つか4つ。ラフに入ると1ペナになる感じで、セカンドショットを良く打てたのが(スコアに)つながった」と振り返った。

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中国語圏ならではの体験も糧にする。練習日からバッグを担ぐのは、ハウスキャディの中国人女性。「英語で話しても中国語が返ってくる。きょうなんてゼッケンの名前が違うんです。違う人のものを着けてきた」という。ゼッケンに記されていたのは「R.YOUPRAYONG」。タイ人選手(Runchanapong YOUPRAYONG)のものだった。会場内の手動のスコアボードには「REN YOUPRAYONG」と混同した名前が載っており、キャディの女性が間違えたわけではなく、大会側のミスの可能性が高い。

意思疎通を少しでも円滑にしようと、前日には数字と「右」「左」を中国語で覚えたという。「発音が悪いのか全然通じなくて…逆にリラックスできていいのかな」と屈託ない笑顔を見せた。

スタート前に決めた目標の3アンダーをクリアし、「きょうは満足です」と合格点をつけた。「勝ちたいと思うと、コースが狭く見える。チャレンジャー的な感じで。毎日2つか3つ獲れればいいところに行けるのでは」と気持ちに余裕を持たせ、2日目以降に臨む。(中国・上海/石井操)

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