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ラフでもプリファードライ? オーガスタ女子アマ前年覇者に4罰打

◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 初日(29日)◇チャンピオンズリトリート(ジョージア州)◇6410yd(パー72)

ディフェンディングチャンピオンのアンナ・デービスが、スタートホールの1番で2回ボールを拾い、もとの場所にリプレースしなかったとして4罰打を科された。

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大会前に降った雨の影響を受け、チャンピオンズリトリートで行われる36ホールではプリファードライのローカルルール(フェアウェイの高さ以下に刈込まれたエリアのみ)が採用されることが決定。競技委員会からメモが送られ、選手に周知されていた。

デービスはメモを読んでいなかったものの、ローカルルールの採用そのものは知っていたと説明。ラフに入ったボールに泥がついており、組について歩くスコアラーに「どこでもやっていいの?」と聞いたところ肯定する返答を受け、ボールを拾い上げて拭いたという。セカンドもラフに入ったため同じ処置をした。

このホールをボギーとし、ルールオフィシャルから違反1回につき2罰打になる可能性を告げられた4番でダブルボギーを喫した。「ビックリして、4ペナルティのことを考えてしまった」。ラウンド後、1番のスコアが「5」から「9」に変更され、4オーバー43位でのスタートとなった。

「彼(スコアラー)は知らなかったようです。でも、いいんです。そういうこともある。きょうは荒れたスタートになってしまったけど仕方ない。それも勉強です。あす自分のベストなプレーをしたい」と話した。(ジョージア州エバンス/亀山泰宏)

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