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バケットハットの彼女は16歳 「オーガスタ」制覇に続きツアーで予選通過

◇米国女子◇パロスバーデス選手権 presented by バンク・オブ・アメリカ 最終日(1日)◇パロスバーデスGC (カリフォルニア州)◇6450yd(パー71)

トレードマークになりそうなバケットハットは最終日になって登場した。4月の「オーガスタナショナル女子アマチュア」で優勝した16歳、アンナ・デービスは米女子ツアーのデビュー戦で決勝ラウンドに進出、通算7オーバーの70位でフィニッシュした。

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主催者推薦でプロツアー初出場を果たしたデービスは初日から3日間、帽子をかぶらずにコースを回った。週末につながったのは2日目のビッグプレー。後半にスコアを落とし、「何かを起こさなければならない」と通算4オーバーで迎えた後半16番(パー5)。2オンから12mのパットを沈めてイーグルを決めた。

起死回生の一打でカットライン上に躍り出ると、残り2ホールは「パー、パーで良い。堅実に」という心がけとは裏腹に、続く17番(パー3)をバーディにして予選を通過した。

カリフォルニア出身のレフティは、5歳でゴルフを始めた。最初は両親から右利きのクラブを与えられたが、しばらくして利き手と同じ道具にスイッチ。幼い頃から双子のきょうだいであるビリーと腕を競い合い、アンナは11歳のときに6週で2回もホールインワンを決めたという逸話もある。

昨年の「ガールズジュニアPGA選手権」を制し、オーガスタでは全選手中ただ一人通算アンダーパーをマーク。年代別の米国選抜の一員としても活躍が期待されている。

オーガスタでも目を引いたハット姿を日曜日に披露し、「初めてのLPGAの大会で予選を通過できた。素晴らしいことが達成できた」と胸を張った。一方で、一緒に回ったプロ選手たちの立ち振る舞いが印象に残った。

「みんなものすごく集中している。これは彼女たちの仕事であり、お金を稼ぐ方法でもある。ただゴルフをしているのではなくて、生きるためにプレーしている。ジュニアゴルフやアマチュアゴルフとは違う」

2週後の「コグニザント ファウンダーズカップ」(ニュージャージー州アッパーモントクレアCC)」にも出場予定。6月の「全米女子オープン」(ノースカロライナ州パインニードルズ・ロッジ&GC)をはじめとしたメジャーにも挑戦する。(カリフォルニア州パロスバーデス・エステーツ/桂川洋一)

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