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隣に世界アマランク1位 馬場咲希は“珍しい”左のミス苦戦もバーディ締め

◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 初日(29日)◇チャンピオンズリトリート(ジョージア州)◇6410yd(パー72)

冷たい風も吹いた前半インをイーブンでまとめた初出場の馬場咲希(東京・代々木高)は、折り返して1番から2連続ボギーを喫した。3番(パー5)で獲り返しても、5番では1Wショットでチーピンが出て左サイドに広がる川に入れ、ダブルボギーをたたいた。

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「アイアンでつかまっているミスが、ドライバーで大げさに出てしまった。いつもミスするとしたら『右』なんですけど…」。前半最初のバーディを奪った17番(パー3)も左奥ピンの左サイド、狭いエリアの4mほどにつけて決めたもの。「でも、左から上り(のライン)だったので、あそこは結果オーライ」と笑いながら、普段とは真逆の傾向を修正するのに必死になっていた。

目の前では、同組で世界アマチュアランキング1位のローズ・チャンがボギーなしの6バーディ「66」と完ぺきなプレーを披露した。

「すごかったです。ロングパットを入れる場面が多くて、ショートパットも全部入っていた。さすがだな、と。LPGAの優勝したプロのハイライトを見ていても、ロングパットを入れている。こういう選手が優勝できるんだなって思いながら見ていました」。純粋なリスペクトを口にしつつ、昨年全米女子アマを優勝した後に出場した「世界アマ」で初めて話してから仲良くなったという2人の雰囲気は和気あいあい。馬場が日本語を、チャンが最近勉強中という中国語をお互いにレクチャーして盛り上がるシーンもあった。

ボギー直後の最終9番(パー5)は「絶対に獲る」とスイッチを入れ直して奮起。右手前のバンカーから寄せてバーディで締めくくった。

2オーバー「74」での23位スタートから巻き返しへのポイントを明確にした。「(クラブ)フェースが閉じて(つかまって)しまっているのを、どう直すか。もちろん目標は高く、60台半ばくらいを出すイメージでやっていきたい」。本来のショット力をもってすれば、十分に狙える数字だ。(ジョージア州エバンス/亀山泰宏)

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