日本勢6人目の欧州ツアー優勝を飾った桂川有人

◇国内＆欧州男子ツアー共催◇ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント！ 最終日（28日）◇太平洋クラブ御殿場コース（静岡）◇7262yd（パー70）◇晴れ（観衆8020人）

桂川有人が欧州ツアー（DPワールドツアー）で日本勢6人目の優勝を達成した。日本ツアー単独開催だった2022年大会以来の大会2勝目ともなった。

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首位と3打差から出て、ボギーなし7バーディ「63」をマーク。特にサンデーバックナインは終盤14番から3連続など5バーディを奪うラッシュを見せ、通算17アンダーと抜け出した。

桂川は「バックナインはすごく緊張して手も震えたけど、強い気持ちをもってプレーしました」と笑みを浮かべた。欧州ツアーの2年シードを獲得し、ポイントレースで有資格者を除く上位10人に入れば、米国参戦の道もある。「高いステージに上がるために練習してきた。ヨーロピアンツアーに参戦することがるできるのはすごくうれしい。トップ10に入ればPGAツアーにも出られる。そこを目指してやっていきたい」と声を弾ませた。

日本勢の欧州ツアー制覇は直近の開催だった3月「ヒーローインディアンオープン」を制した中島啓太以来で2試合連続。他に青木功、松山英樹、久常涼、星野陸也が達成している。

14アンダーの3打差2位はセバスティアン・セーデルベリ（スウェーデン）。

日本勢は桂川に加えて3位の木下稜介、7位の川村昌弘、杉浦悠太と4人がトップ10入り。欧州ツアー初優勝の3月「ヒーロー インディアンオープン」から連勝を狙った中島啓太は、10アンダー11位に終わった。

＜上位成績＞
1／－17／桂川有人
2／－14／セバスティアン・セーデルベリ
3T／－12／木下稜介、イバン・カンテロ、クリスティアン・ベゾイデンハウト、マルセル・シュナイダー
7T／－11／川村昌弘、杉浦悠太、トム・マッキビン、トム・バイヤン