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梶谷翼は米国で大学進学の意向「こっちで活躍できるプロに」

◇女子アマチュア◇オーガスタナショナル女子アマチュア 事前(28日)◇チャンピオンズリトリート(ジョージア州)◇6410yd(パー72)

梶谷翼が米国のオレゴン大学への進学を目指していることを明かした。昨年途中からカリフォルニア州の語学学校に通っており、「(大学を)4年で卒業して、こっち(米女子ツアー)で活躍できるプロになりたい」とキャリアの展望を示した。

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2021年の第2回大会を制覇。快挙達成後の歩みを「波瀾万丈でした」と振り返る。「優勝する“準備”ができていないまま、しちゃった感じ。成績と心のアンバランスさというか、過度に意識してしまったり、試合でも何としても成績を残さないといけないと(ナーバスに)なってしまったり…。大変でした」

ディフェンディングチャンピオンでもあった前年大会は出場しなかった。「全米女子ジュニア」や「全米女子アマ」をプレーした一方、日本でのプロテストも受験を見送った。「ここに来れば、みんな平等にチャレンジャー。前みたいに心から楽しんで、なおかつ成績を残せたら」。冷静に足元を見つめるのも、新たな道に向けて歩んでいく心が固まったからだ。

「日本語でもしゃべるのが苦手なのに…。(英語は)なかなか難しいですね」と苦笑しつつ、どこか表情は明るい。「(米国で進学を目指す)この道が選べること自体もありがたい。感謝しながらやっていきたい」。もがき苦しむ時間を経験して、19歳はひと回り大きくなった。(ジョージア州エバンス/亀山泰宏)

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