【スーパースロー】宮里藍のスイング(正面&後方)
2013年 LPGA ロッテ選手権
期間:04/17〜04/20 場所:コオリナGC(ハワイ州)
宮里藍が2位浮上! 連覇に前進して決勝ラウンドへ
◇米国女子◇LPGAロッテ選手権 2日目◇コオリナGC(ハワイ州)◇6,383ヤード(パー72)
首位から3打差で第2ラウンドのスタートを切った宮里藍は、7バーディ、3ボギーの「68」をマーク。通算9アンダーにスコアを伸ばして首位に1打差の単独2位に浮上し、大会連覇に前進して決勝ラウンドを迎える。
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10番からティオフした宮里は、序盤はボギーが先行する不安定な滑り出し。14番までに3つのボギーを叩き、一時は3アンダーにまで後退する。しかし、15番のバーディ以降は安定感を取り戻し、後半アウトでは3連続を含む5バーディを奪取。初日と同様にアウトでチャージをかける展開で首位に肉薄した。
「今日は風が難しかくて最初はボギーが出たけど、チャンスもあると思って気持ちを切り替えられた」。厳しい環境であればあるほど効果を生む、宮里の真骨頂でもあるメンタルコントロール。そのプラン通り、グリーンと風に慣れてきた後半に多くの見せ場を作った。また一歩近づいた連覇に関しても「去年は去年、今年は今年」と、まったく気に懸ける素振りを見せない。これも、宮里の強さを構成する1つの要素といえるだろう。
通算7アンダーの3位タイに、ベアトリス・レカリ(スペイン)、ソ・ヒキョン、キム・ヒョージュ(ともに韓国)の3人。通算6アンダーの単独6位にステーシー・ルイスが続いている。初日首位に立ったタイのアリヤ・ジュタナガンは3つ落とし、通算4アンダーの13位タイに後退。
他の日本勢では、宮里美香が通算イーブンパーの47位タイで決勝ラウンドへ。上田桃子は予選カットラインに1ストローク及ばず、通算3オーバーの78位タイで予選落ちを喫した。