2シーズンぶりの勝利を鮮やかな逆転で飾ったK.ウェブ （Hunter Martin /Getty Images）

◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシック 最終日◇ストックトン・シービューホテル＆GC（ニュージャージー州）◇6,155ヤード（パー71）

6位タイからスタートしたカリー・ウェブ（オーストラリア）が1イーグル、2バーディ、1ボギーの「68」をマーク。通算4アンダーで逆転勝利を収め、2シーズンぶりとなるツアー通算39勝目を飾った。4位タイスタートの有村智恵は「74」と崩れ、通算1オーバーの5位タイで終えている。

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首位を5打差で追うウェブは、2番でバーディを先行させると、続く3番（パー5）ではイーグル奪取。序盤3ホールで3つ伸ばすロケットスタートを切る。対して、首位のフォン・シャンシャン（中国）は序盤5ホールで2つのダブルボギーを叩く乱調。その後はウェブが主導権を握り、最終的に後続に2打差のリードをつける鮮やかな逆転勝利となった。

フォンは序盤のつまずきが響き、この日「75」と4つ落として終戦。スタート時あった3打のリードを守りきれず、通算2アンダーの単独2位に終わった。通算1アンダーの単独3位にパク・ヒヨン、通算イーブンパーの単独4位にジェニー・シンと韓国勢が続いた。

首位を4打差で追う有村は3番でバーディ先行も、9番（パー5）のダブルボギーで流れが削がれる展開に。最終的に「74」と3つ落としたが、5位タイは今季自己ベストフィニッシュ。次週のメジャー第2戦「ウェグマンズLPGA選手権」に向けて弾みをつけた。その他の日本勢では、最終日をイーブンパーで回った上原彩子が通算2オーバーの9位タイ。宮里美香は通算3オーバーの13位タイ、宮里藍は通算4オーバーの18位タイで終えている。