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格の違い!? 安定したゴルフでA.ソレンスタムがしっかり逃げ切った

日米共同開催の女子ツアー第2戦「ミズノクラシック」の最終日は、これまでの2日間とはまったく異なり、10メートルを越える突風が吹きつけた。 各選手スコアメイクに苦しみ、スコアを2つ以上すなわち60台をマークしたのは選手は4人だけだった。 初日から首位に立ち、最終日を2位に2打差の11アンダーで迎えたアニカ・ソレンスタムは、前日の記者会見では、「スコアは良かったが、ショットには満足していない」と言い、最終日もスタート直前までスイングのチェックに余念がなかった。

「今日はグリーンの真ん中を狙い、ミスをしないゴルフを心がけた。風が強かったので、あまり攻撃的にならず、きっちり守っていこうと思った。迷ったときは短いクラブで」絶好調のソレンスタムでも慎重にならざるを得ないコースコンディションとなり、前日まではボギーを叩かなかったのだが、この日は2つ叩いた。しかし、日本のグリーンを完全に掴んだのか、8番パー3で17フィート(約5メートル)、17番では14フィートなど4つのバーディを奪い、13アンダーで優勝を飾った。

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ソレンスタムは、先週と今週の2試合だけで3400万円以上も稼いだことになる。これで今シーズンの賞金女王は2試合を残して確定。2年間K.ウェブに奪われていた女王の座を奪回し4度目の栄誉を勝ち取った。

「日本に来れて、トーナメントに出れて感謝している。今シーズンは1ラウンドでのツアー記録59、賞金200万ドルとまだ誰もやったことがない記録を出せたので嬉しい。自分にとって、とても意味があった。あと2試合だが、もう1つの目標(これは内緒)を達成したい」

同じ最終組で回ったL.デービースは、持ち前の飛距離もこの風ではコントロールを失い苦しい展開となったが、リカバリーショットでスコアをまとめた。しかし、スタート時よりも1つ差をつけられ3打差の10アンダー単独2位に終った。日本の賞金女王、不動裕理は、ショット、パット共に精彩を欠き、3アンダー11位と崩れてしまった。

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2001年 ミズノクラシック



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