米国女子ツアーの開幕戦は、昨年もつねに上位につけていた顔ぶれの中に日本の藤井かすみが割って入った。初日67の4アンダー7位タイに入った藤井が、コースレコードの61をマークし、13アンダーで単独首位に踊り出た。

2番パー3でバーディを奪うと、3番パー5、そして4番パー3とショットがピタピタ決まり3連続バーディを奪った。続く4番ではボギーを叩いたが、5番から再び3連続で奪い前半を30でまわった。

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そして、後半に入っても勢いは止まらず10番、15番からも連続バーディを奪った。パー70のコースではあるが61は自己ベスト。これまで65だった自己ベストを4打も縮める驚異的なスコアをマークした。

明日最終日の藤井は、昨シーズン2年ぶりの賞金女王に返り咲いたソレンスタムと、ディフェンディングチャンピオンのケーンとともに最終組でまわる。藤井がどこまで踏ん張るか注目だ。

その他の日本勢は、藤井と同じくスポンサー推薦で出場している天沼知恵子が2アンダー29位。小林浩美、小俣奈三香がイーブンパーの44位、中島真弓は3オーバー66位でぎりぎり予選を通過。

福嶋晃子は予選通過ラインのぎりぎりでラウンドしていたが、最終18番ホールでティショットを痛恨のOB。残念ながら1打足りず予選落ち。片野志保は初日の出遅れを取り返すどころか、さらにスコアを崩し開幕戦での賞金獲得はならなかった。