6位タイの小俣奈三香「旦那がいないほうが成績いいのかな!?」
2003年 全米女子オープン
期間:07/03〜07/06 場所:パンプキンリッジGC(オレゴン州)
24歳のH.ランキが首位!、アニカも上がってきた!!
オレゴン州ノースプレインズにあるパンプキンリッジゴルフクラブで開催されている、全米女子オープンは、いよいよ決勝ラウンドに入った。予選2日間、完璧なゴルフで6アンダー単独首位に立ったスコットランドのバリー・マッカイは、2バーディ、6ボギーとスコアを崩してしまった。通算2アンダーで3位タイに後退している。
代わって首位に浮上したのは、地元米国の24歳、新鋭のヒラリー・ランキだ。初日71でラウンドしたランキは、2日目に2アンダーの69をマーク。そして3日目は7番ホールからの3連続バーディを含む6バーディを量産。この日3アンダーの68でラウンドし、通算5アンダーまで伸ばした。全米女子オープンは2000年にアマチュアとして出場し56位に入っているが、プロに転向してからは今回が初めて。初出場で優勝という快挙に挑む。
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首位と1打差の4アンダーには同じく米国のアンジェラ・スタンフォード。2000年にプロ入りしたスタンフォードは、2部ツアーにあたるフューチャーズツアーで1勝を挙げているが、レギュラーツアーでの優勝経験は無い。首位のランキ同様メジャーでプロ1勝目を狙う。
そして、2アンダー3位に女王アニカ・ソレンスタムが浮上してきた。前半3バーディを奪ったソレンスタムは、後半もバーディを1つ奪い4ストローク伸ばした。後半伸び悩んだが、唯一バーディを奪った14番ホールは、前日ダブルボギーを叩いたホール。1日にしてリベンジを果たした。
上位にいる2人は経験が浅いだけに、アニカの存在が最終日のラウンドに大きく左右されるだろう。アニカは前回のメジャー「全米女子プロ選手権」に続き今シーズン2つ目のメジャー優勝を狙える好位置につけている。
今大会日本からは不動裕理、福嶋晃子、藤井かすみ、小俣奈三香の4人が出場していた。しかし決勝ラウンドに残ったのは不動だけ。その不動は3番から3連続バーディを奪い1オーバーまでスコアを戻した。しかし7、8番で連続ボギーを叩くと、後半は5オーバーの40と崩れてしまった。8オーバー31位から最終日の巻き返しを狙う。