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アニカが逆転優勝に向け1打差3位に浮上!!

オハイオ州ビエンナで開催されている2003年米国女子ツアー第12戦『ジャイアントイーグル LPGA クラシック』。今週は3日間競技のため、スタートダッシュを見せた選手が優位に立てると思ったが。2日目は大幅に順位が変動した。

初日4アンダーの単独首位に立ったミニー・イエオは、スコアを2つ崩し20位まで後退してしまった。2位タイからスタートした4選手もそれぞれ伸び悩み、大きくスコアを伸ばした選手よって順位はシャッフルされてしまった。

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首位に浮上したのは、この日9アンダーをマークしたJ.バースロミュー。8アンダー、ノーボギーの完璧なラウンドで、この日のベストスコア64をマーク。同じく首位には、好調のレイチェル・テスキも並んでいる。テスキも7ストローク伸ばし10位から浮上してきた。

イーブンパーの40位からスタートしたジェにファー・ロザレスも、首位に立ったバースロミューと同じ8アンダーを叩き出した。フィリピン出身で24歳のロザレスは、アジア人特有の小さな身体を力いっぱい使ったスウィングが特徴。こちらも8バーディ、ノーボギーのラウンドだった。

ロザレスと同じ3位には、3週連続優勝を狙うアニカ・ソレンスタムも並んでいる。初日は1アンダー19位と少し出遅れたように見えたソレンスタムだが、この日は序盤からスコアを伸ばした。スタートから3連続バーディを奪い、7番からも再び3連続。後半はスローダウンし1つしか伸ばせなかったが、19位から3位に浮上している。

今週は3日間競技のため、2日目から成績順に組み合わせが組まれている。上位陣がスコアを伸ばせず苦しんでいる中、アニカは序盤の爆発で途中8アンダー単独首位に立った。しかし、アニカをも上回る好スコアをマークした選手が現れ、展開は面白くなってきた。最終日もアニカが序盤からスコアを伸ばし抜け出すのか、それともロザレスなど伏兵が勢いで優勝をさらうのか、全米オープンに負けないような白熱した展開が期待される。

関連リンク

2003年 ジャイアントイーグルLPGAクラシック



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