イ・ボミが背中痛で途中棄権「スイングできない」
2018年 日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/06〜09/09 場所:小杉CC(富山)
申ジエが2週連続Vへ単独首位 小祝さくらは5差2位
◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(7日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)
早朝から雨が降り、コースコンディション悪化のため午前11時59分から18分間の中断を挟んで、全選手が予選36ホールを完了した。首位から出た申ジエ(韓国)が8バーディ、2ボギーの「66」でプレー。「ゴルフ5レディス」に続く2週連続優勝、5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に続くメジャー今季2勝目へ通算11アンダーで単独首位に立った。
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午後0時半過ぎにティオフした申は、晴れ渡った空にも助けられてスコアを伸ばした。出だし10番から2連続バーディを決めるなど、ショットの精度が抜群。「一番長いバーディパットが6m。その他は2m以内だった」と自賛した。
2週前の「ニトリレディス」で右手を負傷していた。今週は左ひじ痛も覚え、開幕先日のプロアマ戦はキャンセル。事前ラウンドはアウト9ホールだけで、この日は鎮痛剤を服用したが、それも感じさせないプレーに終始した。「天気の運も良かった。きょうはイーブンパーを目標にしていたけれど、良いスコアが出ました」と逃げ切り態勢を整えた。
初優勝を目指し、同じく首位から出た小祝さくらは2バーディ、1ボギーの「71」でプレー。通算6アンダーでテレサ・ルー(台湾)、大山志保、福田真未と並んで2位で決勝ラウンドに進出した。
通算5アンダー6位に岩橋里衣、木村彩子、菊地絵理香、ジョン・ジェウン(韓国)、石川明日香の5人。6番(パー3)でホールインワンを決めた有村智恵はアン・ソンジュ(韓国)、大出瑞月とともに通算4アンダー11位とした。
賞金ランクトップの鈴木愛は通算3アンダー14位。大会連覇を目指す李知姫(韓国)は通算1オーバー44位。2013年大会覇者のイ・ボミ(韓国)は背中痛のため、9ホールをプレーした後に途中棄権した。
<上位成績>
1/-11/申ジエ
2T/-6/テレサ・ルー、大山志保、小祝さくら、福田真未
6T/-5/岩橋里衣、木村彩子、菊地絵理香、ジョン・ジェウン、石川明日香
11T/-4/有村智恵、アン・ソンジュ、大出瑞月
14T/-3/浅井咲希、松田鈴英、キム・ヘリム、鈴木愛、黄アルム 他