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大叩きも覚悟した鈴木愛 2カ月ぶり復帰ラウンドで2アンダー

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 初日(6日)◇小杉CC(富山)◇6605yd(パー72)

右手首痛の影響で2カ月ぶりに戦線復帰した鈴木愛は4バーディ、2ボギーの「70」で回り、2アンダーの20位タイで滑り出した。7月初旬の「ニッポンハムレディス」以来のプレーに「大叩きも頭に入れていた」と苦笑いしながら、トップと3打差に身を置いた。

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開幕前の目標は控えめに「予選通過」。出だし10番で残り112ydの第2打をPWでピン手前2mにつけてバーディ発進を決めながら、鈴木の心境は穏やかではなかった。「1Wショット以外はひどくて、ウェッジで打ってもダフった。すごくレベルが低いな…と」。苦しい状況で支えになったのはショートゲーム。17番(パー3)から5m前後を決めて2連続バーディ。最終9番ではグリーン左の左足上がりのラフからのアプローチが、もう少しでカップインという“寄せワン”を拾った。

ツアー離脱中は超音波治療などを繰り返し、医師には「ギリギリOKをもらって」今大会に入った。久々の真剣勝負に「こんなにキツかったっけ…と思いました。ハーフでも足の裏が痛くて、すごく長く感じました」と首をすくめる。2年連続の女王タイトルへ、賞金ランキングトップを走るプライドも、意地もある。及第点以上のスタートを呼び込んだのは「集中力というか…気合いです!」と笑った。

「毎日2アンダーで回れたら、今の実力からいえばすごく良い」と、急にハードルを上げることはしない。復調に時間を要すことは百も承知だが、「(2日目以降は)天候も荒れるということなので、そうなるとイーブンを目指してやるだけかなと思います」と言った。その展開は、開幕前に望んでいた“ガマン大会”でもある。(富山県射水市/桂川洋一)

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