国内女子ツアー史上4人目となるアマチュア制覇を15歳293日の最年少記録で飾った勝みなみ

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日◇熊本空港カントリークラブ（熊本県）◇6,455ヤード（パー72）

15歳の高校1年生、勝みなみが通算11アンダーで、2位を1打差でかわし、女子ツアー史上4人目のアマチュア優勝を果たした。この日で15歳293日の勝は、2012年「サントリーレディスオープン」でキム・ヒョージュ（韓国）が記録した16歳332日の国内女子ツアー最年少優勝記録も大きく更新した。

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日本人選手としてのアマチュア優勝は清元登子の1973年「トヨトミレディス」、宮里藍の2003年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」以来3人目となる快挙。初日に首位タイに立った勝は、最終日も、5バーディ、1ボギーの「68」でこの日のベストスコアを記録し、堂々たる優勝だった。

1打差を追って最終日をスタートした勝は、2番でピン右2.5メートルからのバーディパットを決めて早々に首位へ並ぶと、1つ後ろの最終組をプレーした前日首位の福田真未が2番からの3連続ボギーで失速し、単独首位に。6番では7メートルを沈め、後半に入っても10番、11番と連続バーディを奪い、一気に後続を突き放した。