S.ルイスが世界1位へ! 藍は7位浮上/女子世界ランキング
1997年 新キャタピラー三菱レディス
期間:08/22〜08/24 場所:グランフィールズCC(静岡)
22歳、坂東貴代がツアー初優勝
20歳、22歳、24歳が最終組トリオを組んでの最終日。大きく崩れることもなく、トンビに油揚さらわれることもなく1、2、3位と健闘。こういうケース、かなり珍しい。
まだ20歳のルーキー不動裕理はバーディスタートだったが 「欲をだしちゃいけないと自分に言い聞かせて」のラウンド。結局は4バーディ、4ボギー。パープレーにまとめての2位となった。 「今年は予選通過を目標にやってたんで、こんなに上位に来れてとても嬉しいです」と不動。賞金も1000万円を越えてシード入りの可能性も出てきた。「後期も試合に出れるんで、もう少し頑張りたいです」
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その不動が 「感動して、なんだか応援に回る気分になった」というのが坂東貴代の壮絶な5連続バーディ。平凡なパープレーで回ったアウトの後、11番から爆発。 「セカンドで木が邪魔だなと思って打った3番アイアン」がうまく乗ってくれて6メートル。ここから15番までバーディ連続して、とどめが16番ショートのダボ。2オン3パット。このへんは、やはりまだ若い。
「16番のダボはちょっと焦りました。最後の方は、かなりプレッシャーがかかってしまって、ティショットをフェアウェイ真ん中に打つことだけ考えてました」と坂東。
小学校6年からゴルフを始めた。中学では中四国ジュニアで優勝。プロ入り2年目の昨年、ヒヤヒヤもののどん尻でシード権を獲得したと思ったら、早速の勝利。 「この優勝で、なんか楽しくゴルフがやれるような気がします」という。昨日の3連続バーディといい、今日の5連続といい、攻撃力のある新しいゴルファーが誕生した。今年の女子ツアーは面白いぞ。
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