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福嶋、鬼門のプレーオフ? 山岡が優勝

新井敬子が「届くと確信した」9番アイアンがわずかに距離が足りず、7を叩いて自滅した池越え17番ショート。山岡はうまくピンに付けてバーディとして8アンダ ー。33.36と追い込んできた昨年の賞金女王・福嶋晃子とならび、46歳と23歳のプレーオフとなった。

しかし勝負はあっけなく決まった。プレーオフ1ホール目、福嶋が打った1メートル弱のパットはクルリとカップを回った。「またか..という感じ。絶対にプレーオフだけはいやだと思ってた、その気持ちがパットに伝わってしまった。ダメですね」と福嶋。

主婦になってからプロ入りした山岡はこれで生涯3度目、3年ぶりの優勝。ついガッツポーズが出てしまった。「どうせ勝つのはアッコちゃんだろうと思って気楽にやっていたのがよかった。なんとかシード権くらいは確保できるかなと淡々とプレーしていたんですけど。研修生の娘に優勝シーンを初めて見せてあげられました」

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1997年 三越カップレディスオープン



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