選手コメント集/ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2日目
1998年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
期間:09/25〜09/27 場所:レインボーヒルズGC(宮城)
福嶋晃子、今季2勝目を飾る!
肌寒い最終日、競り合いとなった具玉姫、福嶋晃子の二人だったが、具玉姫は後半スコアを落として後退。この日1アンダーに踏みとどまった福嶋晃子が結果的に大差をつけて勝利を飾った。
福嶋晃子は前半で貯金をひとつ増やしたものの10番、12番とボギー。しかし14番からの3連続バーディで息を吹き返した。「14番は考え過ぎないように打とうと思ったら入ってしまった。16番も7メートルくらい。狙っていくような距離じゃありません。上りだからしっかり打とう!と打ったら入ってしまった」
ラッキーだったという。「勝つときって、こんなものなのかな」と考えながら残りのホールをプレーしたという。
実はこのところ自信を失いかけていた。「今年は1勝でおわるのかな」とも内心思うようになっていた。今日もショットはあまり良くなく、ピンの位置も難しく感じた。「今日はガマンしていこう」と決めていたのだが、そこは福嶋らしい2枚腰。「10番、12番でボギーを叩いて、さすがにもうこれ以上は打てない」と開き直ったという。これじゃ勝てない、もうここからはパー、バーディしか考えないようにしようと気持ちを切り換えた。その結果がラッキーを呼び込む3連続バーディ。
ようやくの今季2勝目。「ホッとした気持ち」を土産に来週はツアーテストに向けて、また米国へ旅立つ。
賞金ランキングは福嶋が僅差の2位に浮上した。服部、福嶋、原田、具玉姫が400万円の差の中で競う激しい戦いになっている。
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