選手コメント集/ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2日目
1999年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント
期間:09/24〜09/26 場所:レインボーヒルズGC(宮城)
中野晶、67マークで6アンダー首位
初日上位の中では山田かよ一人がなんとか残り、あとは入れ代わりの激しい2日目だった。3連続をふくむ6バーディ、1ボギーと一気に浮上してきたのは中野 晶。7月に今季初勝利をあげている中野だが、ランキング面では決して満足できる内容ではない。更に1勝をあげてはずみをつけ、上位に浮上したいところだ。
山田かよも頑張っている。昨年はランク37位でシード2年目の28歳。今季好調の坂上晴美もガマンの71で優勝戦線に踏みとどまっている。具玉姫、韓煕圓と強いところも上位に上がって来た。
<< 下に続く >>
思い起こしてみれば中野晶の初優勝(91年ミヤギテレビ杯)も台風の余波が感じられる最終日だった。今日土曜も日本海を台風が抜けるという予報だった。「今日は朝、1日風が吹くと覚悟してコースにきました、でも実際には強くなかった。気分よく前向きにプレーできました。同じ試合での優勝はないので、ぜひ頑張りたい。」
後半、風が吹いてきた。しかしこれも好材料と受け取った。「気持ちが引き締まった。いい緊張感があった。再度自分自身を見つめなおさせてくれたと思います」
山田かよは4バーディ。しかし後半15番17番でボギーとしてしまった。「15番は段の上からラインの読み違い。完全なミスショットは17番だけです。ここは風がわからなかった。でもショットは全体に良かったし、暖かかったから体調もよかったです」
実家のある豊橋市(愛知県)では竜巻が発生した。「いとこの隣の家の屋根が飛んだと今朝のニュースで知りました。見慣れた景色がいっぱいテレビに映っていました。でも豊橋を襲った風は、今日は私の味方をしてくれたのだと思います」