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曽秀鳳、競り合いを制して今季2勝

風が強かった最終日。首位スタートの曽秀鳳は伸びなかった。アウトでズルズルと貯金を3つ吐き出してしまい、このまま崩れてしまうかとも思われる展開だった。しかし後半立ち直ってトータル5アンダー。逆に後半スコアを乱した高村亜紀を振り切った。曽秀鳳は97年のグンゼワールドレディスから3年のブランクが空いた今年、早くも2勝を上げている。

「長かった。1日、長かったです」という曽秀鳳。緊張してスタートし、4番5番とボギー。6番で並ばれ、9番のボギー・バーディで高村に2打のリードを許してしまった。しかしその直後、高村が10番11番と連続ボギー。「また私に向いてきたかな、と思った」と曽。

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高村の自滅の形で15番では2打のアドバンテージを得た。しかし相手は飛ばし屋だ。「亜紀チャンはロングの18番、初日イーグルだった。まだまだ分からない。18番でバーディチャンスに付けられたときは、プレーオフかと覚悟した」という。

曽秀鳳の勝利を決めるパーパットは1.5メートル。「最後のパットはいちばん緊張した。ストレートのライン。入ったときは,すごく嬉しかった・・」

結果的には2人のマッチレース展開。しかも4バーディ・5ボギーと高村亜紀が一人で上下動を繰り返すような形になってしまった。高村自身も去年は優勝から遠ざかっている。「自分のプレーができればいい。優勝できなくても、勉強にはなると思う」という昨日の目標はクリアできただろうか。

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2000年 廣済堂レディスゴルフカップ



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