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斉藤とキム・ソヒが首位に並ぶ。横峯、有村らも好スタート

福岡県にあるセンチュリーGCで行われている国内女子ツアー第9戦「ヴァーナルレディス」の初日、空には終日薄い雲が掛かったが、気温は22度まで上昇して蒸し暑い1日となった。

グリーンは高速だが、硬くはない。アンジュレーションはあっても、この日のピン位置は傾斜の間に切られており、うまく傾斜を使ってピンに寄せる事も出来る。ショットの精度がスコアに直結するコンディションに選手達の明暗がはっきりした。

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初日、5アンダーで首位タイに並んだのは、斉藤裕子と、韓国のキム・ソヒの2人。今年の目標は「優勝争い出来る回数を増やすこと」という斉藤は、その言葉通り、2週間前の「クリスタルガイザーレディス」での優勝争いに続いて、今週も好スタートを決めた。シード選手中最年長の斉藤は「高年齢の(ギャラリーの)方に声を掛けてもらうことが多い」と笑うが、若手が台頭する女子ツアーの中でベテランの意地を見せている。

通算4アンダー、1打差の3位タイには、三塚優子横峯さくら、そしてディフェンディングチャンピオンのイム・ウナ(韓国)がつけている。今年の開幕戦を制した三塚だが、「間をなるべく空けないで勝とうとしていた」と、2勝目を意識しすぎたと反省する。「結果はあとからついてくると思ってやっています」と、今週は力まないことをテーマにしている。

さらに、通算3アンダーの6位には好調の有村智恵が続いている。先週メジャー大会を制した諸見里しのぶは通算1アンダー9位タイと、上位を狙える位置で初日を終えている。

2009年 ヴァーナルレディース



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