選手コメント集/伊藤園レディスゴルフトーナメント 初日
2001年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/09〜11/11 場所:グレートアイランドC(千葉)
伊藤園が好き!? デービースが快調にスコアを伸ばす
国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の2日目。初日同様雨模様となったが、この日は冷たい雨が振り続け、気温11度と12月中旬並と厳しいコンディションとなった。しかし、誰もが寒さを感じる中、レインウェアは纏いながらも半袖でプレーを続けたローラ・デービースが快調にスコアを伸ばした。
3番パー5でバーディを奪ったデービースは、5番パー5ではティショットを280ヤード飛ばし、残り187ヤードを5番アイアンで2オンに成功。およそ4メートルのイーグルパットを決め独走態勢に入った。
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後半12、16番で3パットによるボギーを叩き足踏みをしたが、17、18番の上がり2ホールを連続バーディでフィニッシュ。通算7アンダーまでスコアを伸ばし、96年以来4度目の優勝に王手をかけた。
しかしデービースには苦い思い出がある。今年9月に行われたフジサンケイレディスクラシックでは、2日目に単独首位に踊り出たが、最終日にスコアを崩してしまった。そのときのことは「悔しいというより、土曜日でトップでも必ず優勝できるわけじゃないので、最終日までは何が起きるかわからないです」相性のいいコースで前回の雪辱を果たしたいところだ。
5アンダーの単独2位には、この日3バーディ、ノーボギーと隙の無いゴルフで確実にスコアを伸ばした高又順が順位を上げてきた。さらに1打差の4アンダーは今年プロテストに合格したばかりの魏ユン潔。そして、3アンダーの単独4位には島袋美幸が入っている。
今シーズンの島袋は、公式戦の日本女子オープンに優勝、その4週前のフジサンケイと2勝を上げている。デービースが優勝を逃したフジサンケイで逆転優勝を果たした。今週も最終日に逆転を狙っている。