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デービースVS岡本、ベテラン2人が好スタート

国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の初日。この大会に94年から3年連続で優勝しているローラ・デービースが、3バーディ、ノーボギーの隙のないゴルフを見せた。

この試合で3週連続の日本滞在となるデービ-スは、初戦のマッチプレーは2回戦で敗退してしまったが、先週のミズノクラシックではA.ソレンスタムに次いで単独2位に入っている。好調を維持し、今大会4度目の優勝を狙っている。

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そのデービースの米ツアーでのライバル、日本の岡本綾子も同じく3バーディで2位タイの好スタートを切った。往年のライバル対決が見られるか明日以降の2人に注目したい。

そして、この日バーディを7つ奪うチャージをかけたが、ボギーも3つ叩いた大場美智恵が4アンダーで単独首位となっている。今シーズン前半に2勝を上げた大場だが、その後はチャンスをモノにすることができず、賞金女王争いから脱落してしまった。逆転の大場が、初日から首位に立ち、逃げ切ることができるか、こちらも注目だ。

「今日はパッティングが、打てば入るかと思うぐらい良いイメージで打てました。雨でグリーンが重くなっているのが、しっかり打てるので好きです」

昨年のこの大会でプレーオフの末、具玉姫に敗れた不動裕理は、この日ボギーを4つ叩く苦しいゴルフで3オーバー44位と出遅れてしまった。先週は優勝争いに絡んでいたのだが、最終日にスコアを大きく崩してしまった。その後遺症が残っているのか、不動らしい粘りが見られなかった。この大会は不動にとって、プロ初優勝の思い出の大会でもある。明日以降の挽回に期待したい。

また、2アンダーの5位グループに、新人の魏ユン潔がつけている。今年9月にプロテストを1位で通過し、今シーズン8試合の出場権を得た。そして、現在まで6試合に出場し獲得賞金は600万円ほど。来季のシード権50位以内に入るには1000万円を突破しなければならないが、残る2試合でトップ3に入れば可能性も出てくる。女子ツアーも終盤となり、そろそろ来季のシード権争いが激しくなってきた。

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2001年 伊藤園レディスゴルフトーナメント



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