2008年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/14〜11/16 場所:グレートアイランドC(千葉)
大山志保が自己ベストを更新し単独首位スタート!
国内女子ツアー第35戦「伊藤園レディスゴルフトーナメント」が、千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で開幕。初日は朝のうち曇り空で寒さが残っていたが、10時過ぎには秋の日差しが降り注ぐ中でのラウンドとなった。
この日スコアを伸ばしたのは、来季米ツアー挑戦のため最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を欠場する大山志保。前半こそ2バーディと静かなラウンドだったが、後半10番のバーディ後は12番から5連続バーディの猛チャージ。8アンダー「64」と、自己ベストを1打更新する好スコアで2位に2打差の単独首位に立った。大山は「残る2試合で好成績を残し、米国に乗り込みたい」と話す。
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6アンダー単独2位は、2週間前の「樋口久子IDC大塚家具レディス」でツアー初優勝を果たした服部真夕。先週は日米両ツアーを兼ねた「ミズノクラシック」に出場し、優勝した申智愛(韓国)には6打差をつけられたが、単独2位に入り自信がついたようだ。この日はプロになって初めて全ホールパーオンと危なげないゴルフを見せた。
首位の大山と4打差の4アンダー3位タイには、上田桃子、横峯さくら、原江里菜、若林舞衣子の4人が並んだ。さらに1打差の3アンダー7位タイには不動裕理、福嶋晃子、李知姫など6人が並んでいる。韓国の李は、現在賞金女王争いで2位の福嶋に2,000万円以上の差をつけている。今週優勝すれば初の女王の座に大きく前進することになりそうだ。
注目選手では宮里藍は4バーディ、2ボギーの2アンダーで15位タイ。宮里と同じ組でラウンドした古閑美保も2バーディ、ノーボギーで同じく15位タイ。ディフェンディングチャンピオンの北田瑠衣は、3アンダーまでスコアを伸ばしていたが、終盤の17番パー3でダブルボギーを叩くなどスコアを崩し1オーバー49位タイとなっている。