2008年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/11〜09/14 場所:片山津GC白山コース(石川)
上田桃子が2位発進!トップの辛とは1打差
国内女子メジャー第2戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」が、石川県にある片山津GCで開幕した。大会初日は綺麗に晴れ上がった快晴の空模様。石川県で初めて開催される女子メジャーとあって、早朝から多くのギャラリーが詰め掛け、平日にも関わらずギャラリー数は4,628人を記録した。
初日は7時45分スタートの上田桃子。そのスタート時刻には、すでに熱心なギャラリーが1番ティを取り囲んだ。その期待に応えるように、1番パー5で上田はピン横4mに2オンする。イーグルパットは僅かにカップを掠めたが、幸先良くバーディスタートを切った。
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「今日は完璧な内容でした」と、キャディの清水氏も振り返るこの日の上田。5番で3パットのボギーを叩いたが、その後は7番、11番でバーディ奪取。さらに15番では、左に曲げたティショットが木に当たってフェアウェイに戻り、215ヤード残った第2打をピンハイ8mにつけてバーディを奪うなど、運にも味方され、結局この日は5バーディ1ボギーの「68」。通算4アンダーとし、首位と1打差の単独2位につけた。
「指は全然大丈夫でした。今日はティショットがキーになると思ったので、いつもより素振りを多めにして、100%いい集中力で出来ました」という上田。「今日のスコアは考えず、明日も目の前の一打に集中して楽しく回りたい」と、残り3日間と先は長いが、自身初のメジャータイトル獲得へ向け、好スタートを切った。
その上田を上回る5アンダーで単独首位に立ったのは、韓国の辛ヒョンジュ。「今日は一回もラフに入れなかったです」と、安定したティショットで7つのバーディを奪っている。単独3位は3アンダーの原江里菜。通算2アンダーで山口裕子とリ・エスド(韓国)が続いている。宮里藍は、通算2オーバーの30位タイとやや出遅れた。